まずは敵を知ることから〜イップス克服への第一歩は情報収集から〜

ゴルフでイップスと思われる症状が出始めてから数年経ちます。

意識しすぎることのマイナスのほうが大きいと思い、あえて考えないようにしてきましたが、なかなか改善されず、そろそろ限界のようです。
目を背けず、きちんと向き合うことから始めることにしました。

まずはイップスとは何かを再確認

過去にも書いたことがありますが、改めて「イップスとは何か?」を確認してみます。

他人事と思えないゴルフのイップス、どのように克服できるのでしょうか
いよいよ2016年のマスターズが開幕しました。 普段あまり海外のゴルフは見ませんが、ミーハーなのでメジャーと呼ばれる大きな大会は時...

Wikipediaによると、次のように紹介されています。

イップス(Yips)は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことである。
本来はパットなどへの悪影響を表し、現在ではスポーツで使われるようになっている。

これまたWikipediaに書かれている内容ですが、イップスという用語は、1930年前後に活躍したプロゴルファーのトミー・アーマー氏がこの症状で引退を余儀なくされたことで知られるようになったようです。

トップレベルで活躍する選手が引退に追い込まれるほどの障害ですから、かなり重いですね。

もちろん程度の差はあるでしょうし、トップレベルで活躍する選手だからこその厳しさがあるのは間違いありませんが。

どのようなスポーツで発生しているものなのか

私自身が実際に経験しているのは、ゴルフ野球です。

これ以外のスポーツでは経験していないので、他にどんなスポーツで発生しているのか調べてみました。

ネット上の情報によると、次のようなスポーツはイップスになる可能性があるとされているようです。

・テニス
・卓球
・バスケットボール
・サッカー

典型的なものとして、テニスや卓球のサーブ、バスケットボールのフリースロー、サッカーのPKなどで症状が出やすいのだとか。

静から動への動き、という意味ではなんとなく理解できるような気もします。

ちなみに珍しいところでは、
・弓道やアーチェリー
・ダーツ(スポーツなのかどうか分かりませんが。。。)
などでも可能性があるようですね。

これだけのスポーツで可能性があるということは、ここに挙げていないものでも、大なり小なり、イップスになる可能性が潜んでいるのではないかと思ったりもしています。

どのような選手がかかっているのか

どのような選手がイップスにかかっている(いた)のかを調べてみようとしたところ、驚くほど多くの選手が該当していることが分かりました(すべて敬称略)。

挙げきれないので、有名どころのみで。

ゴルフ

丸山茂樹、佐藤信人、タイガーウッズ(噂)、アーニーエルス、その他多数

野球

ソフトバンクの内川聖一、元メジャーリーガーの田口荘、中日の荒木雅博、その他多数

その他

番外編として、元プロ野球選手の江川卓や、元NBAのチャールズ・バークレーのゴルフでのイップスは有名なところです。

最後に

検索してみると、本当に多くのトップ選手がイップスに苦しめられていることが分かります。

なお、本人がそれを認めていると分かりやすいのですが、そうでない場合、周りからはなかなか分かりにくいのではないかと思います。

そう考えると、名前が挙がっていないだけで、イップスと戦っているプロスポーツ選手はかなり多いのではないかなと想像しています。

なお、ネットなどではいろいろな動画がアップされていますので、興味がある人は検索してみると良いかもしれません(興味ない人が見ても悪い残像が記憶に残るだけなので、オススメしませんが!?)。

次回以降は、イップスにかかる原因やどのような人がイップスにかかりやすいのか?、などについて、調べてみたいと思います。

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【編集後記】

年内の業務は昨日でほぼ一段落しました。
年末年始以後、じっくりと考える時間を確保していかなければと感じています。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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