時間ドロボー未遂事件に遭遇!?

とあるセミナーに参加したとき、ちょっとびっくりした出来事がありました。

時間ドロボー未遂事件!?

とあるセミナー(営業系のサービス内容の説明会)に参加したときのこと。

開始5分くらい前に、おもむろに講師から次のような説明がありました。

「本日は40名ほどの参加申し込みがありましたが、今のところ半分くらいの方に集まっていただいています。せっかくの機会ですので、遅れてくる人のために少しだけ開始時間を遅らせるかもしれませんが、ご了承ください。」

冗談かと思いましたが、ご本人はいたって真面目な様子。

おそらくその場にいた多くの人は「えっ??」だったと思います。

確かに、スタートが18時と、夜のセミナーとしては少し早めの時間だったかもしれませんが

・その場にいる人たちは、みんな時間をやりくりして間に合わせている。
・時間通りに来た人でなく、遅れてくる人が基準になる?
・間に合った人が待たされる時間って、誰のための何の時間?

などなど考え始めると、眠気も吹っ飛んでしまいました。

結局、主催者側が定刻通りに開始したこともあり、「時間ドロボー未遂事件」に終わりましたが、こんな発想もあり得るのだと、ある意味で良い勉強になりました!?

感覚が問われる!?

結果的に未遂に終わったものの、冒頭の発言によって、その講師の「時間」に関する意識がはっきりと周囲にバレてしまいました。

おそらく悪気もなく、むしろ良かれと思って、遅れてくる人への救済的な配慮をしたつもりだったのでしょう。

しかし、今回のケースではどちらを優先すべきかは明らかでした。

相手の「時間」に対する配慮がなく、その判断を間違えてしまう感覚というのは、見る人が見たら一発でアウトかもしれません。

また、ビジネスパートナーとしてはちょっと厳しいかも?と思われてしまっても仕方がない状況だったのではないでしょうか。

遅らせてもOKなケースとは?

ちなみに、相手の「時間」への配慮は必要ですが、多少融通をきかせても良いだろうと感じる場面もあります。

例えば、何十人も集まるようなセミナーではなく、数人規模のもので、ある人が数分遅れるというのが分かっているような場合は、多少遅らせることもアリかもしれません。

その間、講師と参加者がコミュニケーションを取っていれば、それはそれで有意義な時間になる可能性もありますし。

どんな場面ならOKで、どんな場面ならNGなのか。
なかなか難しいところではありますが、そのあたりの感覚をうまく見極めることができるかどうかもセンスなのかもしれません。

そのセンスにイマイチ自信が持てない場合には、まずは原則通り、「相手の時間」を意識してきっちりと「時間通り」にしておけば、大きく外すことはないのではないかと思います。


【編集後記】

昨日は新しいドライバーとスプーンのデビュー戦のはずでしたが。。。
数日前に練習で痛めた腰が回復せず、ゴルフコースには行ったものの練習場でまともにスイングできないことが分かり、無念の欠場となりました。
早く治さなければ。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

ゴルフ場にチェックイン後にキャンセル
ほぐし手一休 浦和西口店


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