ゴールデンウィークに入り、世間では大型連休を楽しむ方々も多くいますが、税理士受験生にとっては、あまり羽根を伸ばすことが出来ない時期に突入しつつあります。
それでも普段よりは多少時間に余裕があると思いますので、本試験に向けて軌道修正するには絶好のタイミングではないでしょうか。
働きながらの受験生には貴重な連休
普段、働きながら税理士試験を受験している人にとっては、このゴールデンウィークの期間はとても貴重です(繁忙期に重なって休めないという場合もあるかもしれませんが!?)。
ある程度まとまった勉強時間が確保できるので、それなりに順調にきている人にとっても
・苦手な項目を潰す。
・暗記していない理論を暗記する。
といったことに時間を使うことができます。
一方、いままでの勉強が遅れ気味の人にとっては、遅れを取り戻すチャンスでもあります。
ここを逃すと本試験の直前まで、まとまった休暇が取れないという人も多いのではないかと思いますので。
また、順調にきている人もそうでない人も、勉強時間の確保とは別に
・いままでの勉強の状況を振り返り、
・このままで良いのか、このままではダメなのかを判断し、
・今後の計画を立てる。
ということが大切なのではないかと考えています。
軌道修正〜「突き進む」「撤退」のどちらも正解?
いままでの勉強の状況を振り返った結果、軌道修正すべきかどうか、判断に迷うケースもあるでしょう。
・複数科目をやっている場合に、そのまま続けるか/科目を絞り込むべきか。
・勉強が進んでいない場合に、そのまま続けるか/今年の受験からは撤退すべきか。
このように、突き進むべきか軌道修正すべきか迷った場合、ある意味では、どちらも正解なのではないかと思います。
どちらを選んだとしても、正解は終わるまで分かりません(というか終わっても分かりませんね!?)。
とにかく、自分が納得いく方を選ぶしかありません。
そのためには、専門学校の先生に相談するのが一番ですね。
私自身も、すべて企業に勤務しながらの受験でしたが、このタイミングで2度、かなり悩んだことがありました。
・簿記論と法人税法を受講(仕事が忙しく勉強時間の確保が困難)
===>法人税法をやめて簿記論に絞り、簿記論合格
・法人税法と消費税法を受講(学習量の多さや仕事との両立に苦しむ)
===>そのまま続けることにして、法人税法、消費税法の両方に合格
上のケースで、法人税法をやめた判断が正しかったのかどうかは分かりませんが、結果には満足しています。
結局のところ、終わった後に自分で正解だったと思えるように頑張れば良いだけなのではないかと思っています。
結論が出たらあとは突き進むのみ
終わった後に正解だったと思えるようにするためにも
・結論が出たらあとは突き進むのみ。
・納得できる結果が得られるように頑張るのみ。
です。
この時期に「本試験を受ける」と決めているということは、ここまでそれなりに勉強を頑張ってきたということだと思います。
であれば、初学者であれ経験者であれ、残りの3ヶ月必死に頑張れば、合格の可能性は高まるはずです。
一旦立ち止まって冷静に現状を分析する。===>やると決めたからには最後までやり抜く。
という気持ちで、残りの期間を頑張ってみていただければ。
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【編集後記】
2ヶ月間のプライベートジムでのトレーニングが一旦終了しました。
成果は出ていますが、新たな目標を設定して、個人で継続(延長戦)していく予定です。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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