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税理士試験まであと1週間~できることは最後のあがきと試験を受けること~

geralt / Pixabay

いよいよ今年の税理士試験まで残り1週間を切りました。

具体的に勉強すべきことについては、専門学校や先生を信じてとにかく「こなす」ことが大切ですが、それ以外の精神的な部分で、受験生時代に感じていたことを振り返ってみました。

本試験までの残り1週間の時期に感じていたこと

税理士試験の受験生にとっては、とても大切な時期になっています。

働きながらの受験生でも勉強に専念している受験生でも、ラストスパートのタイミングであり、それこそネットなんて見ている場合ではないかもしれません。

この時期、働きながら受験勉強している人の中には、試験前の1週間くらいは試験休みや夏休みを取って勉強しているという人もいるのではないでしょうか。

私が受験していた頃、職場環境に恵まれていたもあり、試験直前の1週間くらいは夏休みを取ることができました。

夏休みが試験休みで消えてしまうことで、家族にはとてもツライ思いをさせていたかもしれませんが…

それでもこの時期になっても本試験を受けようと考えているということは、それなりに準備ができているということでもあります。

とにもかくにも、本試験を受けようとする状態でいられるということ自体が素晴らしいことなのではないかと思っています。

体調管理は大切でも…

以前にも書いたことがありますが、この時期に「体調管理が大切」と言い切れるのは、一部の余裕がある人だけではないかと考えています。

まあ、このあたりは意見が分かれるかもしれませんね!?

専門学校でも「体調管理をしっかりするように!」と指導されますし、体調を崩したまま本試験を受けても合格できるかどうかは厳しいかもしれません。

ただ、あえていうならば、今まで充分な勉強時間が確保できていたとは言えない受験生にとっては、今こそが踏ん張り時なのではないでしょうか。

睡眠時間を6時間として、食事を含めて18時間も自由時間があるわけです。

仕事をしている日と比べたら勉強に充てる時間がメチャクチャ多いのですから、多少無理してでも必死でラストスパートすることが好結果に結びつはずです。

勉強に専念している人や残業があまりない環境で勉強している人を含めた競争試験で、倍率10倍の試験を勝ち抜くには、人並みでは足りないということは認識しておくべきだと思います。

最後にできることは「とにかく本試験を受けること」

また、勉強に専念している人でも、そうでない人でも、最後の最後に本当に大切なのは、歯を食いしばってでも本試験を受けることだと思います。

本試験を受けてみると分かるのですが、試験当日、試験を受けに来ない人が結構多いです。
(教室の空席で分かります)

正確なデータは分かりませんが、

・受験番号が早い:やる気がある人=試験に休む人が少ない
・受験番号が遅い:やる気はいまいち=試験に休む人が多い

と言われていて、空いた教室で受験したいと考えていた私は、周りに人があまりいない環境で受験するために、申し込み期限のギリギリに申し込みをしたりしていました。

そんなことをしつつ、常に考えていたのが「試験を受けなければ受からないのにな・・・」という当たり前のことでした。

私自身、1回だけ受験するのをやめようかと考えたことがありました。

法人税と消費税を受験した年で、初日の消費税終了後に帰宅して、なんかおかしいと熱を測ったら発熱。

その時点ではとても試験を受けられる状態ではないと思い、半ば翌日の法人税は受験自体を諦めつつ、勉強する気にもなれないため、薬を飲んで寝ることにしました。

翌日(試験当日)は熱が下がっていたので、無事受験(合格)することができましたが、前日の時点で受験を諦めてしまっていたら、その後どうなっていたか分かりません。

運が良かったとも言えますが、自分自身の体調やコンディションとしては最悪に近い状態でも「とにかくなんとか踏ん張って受験した」からこその合格という結果だったのではないかと考えています。

何はともあれ、試験結果は受けてみなければ分かりません。

本当にきつい時期だとは思いますが、とにかくあとひと踏ん張り、頑張ってください。

きちんと試験で結果を残すことができる人は、その後、どんな場面でもなんとか乗り越えていけるのではないかと思いますので。

今年の税理士試験まで残り1週間となりました。 受験される方はラストの1週間、かなりキツイ時間を過ごしていることと思います。 「こ...


【編集後記】

昨日はセミナー受講のために朝5時に起き、夜は同業で高校の先輩の方にいろいろなお話しを伺いながら気づいたら23時過ぎまで。
密度の濃い1日となりました。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

高校の先輩でもある同業の方と食事
ゆず季
浦和 蔦屋書店