来るべき夏に向けて、職場で夏休みのスケジュール調整が開始されました。
休みたい時期を申請して、周囲とかぶっていれば必要に応じて調整するだけなのですが…
そしてこのスケジュール調整が始まると、税理士試験の受験生時代の夏休みを思い出すことになります。
受験生時代の夏休み
税理士試験は、だいたい8月上旬(第1週か第2週の平日)に行われています。
夏休みという意味では、試験終了後に思う存分休暇を取得するというのが理想でした。
しかし残念ながら、サラリーマン受験生であった自分は試験前に夏休みを取得し、試験勉強に充てざるを得ませんでした。
実際には連続休暇は難しかったものの、延べで平日に5日間程度は休暇を取得していました。
会社員としては比較的恵まれていたほうかもしれません。
受験生時代の知人のなかには、試験当日に休むのが精一杯という人もいましたので。
会社にとっては夏休みでも家族にとっては?
比較的恵まれていたとはいえ、余分に休暇を取っているわけではなく、基本的に夏休みを少し早めに取得しているだけ、という位置付けです。
「試験休み」ではなく、あくまでも「夏休み」ということです。
一方で家族にとっては、その休み期間中にどこかに出かけられるわけでもなく、休みでも出勤していてもあまり変わりないということになります。
会社にとっては夏休みでも、家族や自分にとっては本当の意味での夏休みではありませんでした。
周囲への感謝と合格に向けて最優先すべきこと
繰り返しになりますが、職場には試験前に休暇を取ることを認めてもらい、感謝しています。
「従業員としての権利だから当然」などと、驕ったことを言うつもりもありません。
迷惑をかけないまでも、少なからず何かしらの影響はあるからです。
最近でも思いますが、
・もしも試験前に休むことが認められない職場だったら?
・認められるかどうかに関わらず、試験前に休めないほど多忙な職場だったら?
どのような受験生活を送ることになっていたでしょうか。
受験生としてはやはり試験に合格することが最優先ですから、「そのような職場は辞める」という選択肢が正しいのかもしれません(極論かもしれませんが)。
幸運にも現在は受験するのに恵まれた環境にいる受験生の方は、周囲への感謝を忘れず、本試験までの残り1ヶ月半を突っ走ってください。
どんな立場であれ、「夏休みとは言えない夏休み」は無いに越したことはありませんので。
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