先日、税理士や士業、コンサルタントなどが集まる場に参加してきましたが、「いろいろなタイプの人がいて面白い」と率直に感じました。
専門家でもタイプはいろいろ
日本キャッシュフローコーチ協会という一般社団法人があって、現在、そこの会員になっています。
で、先日、その研修会に参加してきたのですが、いろいろなタイプの人がいて面白いものだなと感じました。
参加者は、税理士や中小企業診断士、社会保険労務士などの士業と呼ばれる人たちや、資格がなくてもコンサルタントとして活動しているいわゆる「専門家」で、普段から経営者のみなさまのサポートを本業としているような人たちです。
その場には30人以上が集まっていましたが
・年齢
・性別
・活動エリア
・得意分野
・性格
・雰囲気
など、まあとにかくすべてがバラバラで、ある意味面白いものだと感じました。
なんとなく「税理士」の集団にいくと、それなりに「税理士っぽい」雰囲気が出来上がったりするものですが、そんな雰囲気とも違っていました。
そこにいる人たちは、いろいろな立場で経営者をサポートする立場です。
ということは、それぞれがお付き合いしている経営者の方々にとっては、貴重な相談相手のはずです。
ただ、あまりにもタイプもバラバラなので、
・合う/合わないの差が大きい
・ものすごくブレ幅があるだろうな
なんてことも感じてしまいました。
もちろん優秀な方々なのですが、私自身を含めて、「万人に合う」ということはあり得ないので。。。
合わない人と付き合い続ける不幸!?
そんないろいろなタイプの方を目にしながら、
経営者にとって、合わない人と付き合い続けることはものすごく不幸なこと!
であると改めて感じました。
私自身が経営者としての立場で考えたときに、「サポートをしてほしい」と感じる人もいれば、特にそうは感じない人もいます。
それは優秀かどうかという問題ではなく、年齢や得意分野、雰囲気など、個人差があることであり、相性の問題でもあるのでやむを得ないことだと思います。
にもかかわらず、「目の前にいる専門家と合わない」ことを仕方ないと諦めて妥協してしまっている人がいたら、ものすごく不幸なことだとも感じました。
・いまいち頼りないけど、先代からの付き合いだから仕方ない
・他にもっと合う人がいるのか分からないから仕方ない
・また一から関係性を作り直すのが面倒だから仕方ない
・誰に頼んでも似たようなものだろうから仕方ない
という「仕方ない」はもったいないなと。
・自分とは合わない(と感じる)人にお金を払い続け、
・サービス内容には満足できず、
・そのうち腹を割って話すこともなくなり、
・気まずくなりながら契約を解除する。
なんていうのは、できれば避けたいところです。
時間のムダ、お金のムダが直接的な時間やお金のロスだけでなく、相性が合う人と付き合っていたら得られたであろうメリット・成果を失ってしまっていることも意識しておく必要があります。
「自社に合う」人は必ずいる!?
そうはいっても「自分に合う人」「自社に合う人」はいるのだろうか?と疑問に感じることがあるかもしれませんが、間違いなく、合う人はいます。
ただし、その選び方には注意が必要です。
会ったときにしっかりと確認すべきこと/考えるべきことは、その相手の第一印象や今までの実績だけでなく、
「自分のために」「自社のために」何をやってくれるのか?
です。
当然、そのためには、
・自分が何をやってほしいか?
・相手に何を望んでいるか?
を事前に明確にしておく必要があります。
そこがボヤッとしたまま、「何かやってくれるだろう」では、期待したサービスを受けることは難しいかもしれません。
たとえば
・自社には〇〇という課題があるが、3年後までに解決したい。
・5年後には会社は〇〇、個人は〇〇のような状態になっていたい。
・1年以内で会社を〇〇したい。
という自分なりの理想像を明確に伝えたうえで、「そのためにあなたは何をしてくれるの?」と尋ねることは有効です。
そこでピントがずれていたり、経営者の方の感覚と合わないのであれば、(そちらが正しいとしても)付き合ってもストレスが溜まるだけかもしれません。
いろいろな人と話をしていくうちに
・自分の考える理想像に近づけてくれそうな人
・自分の感覚とはちょっと違うけど、その意見に納得感がある人
・しばらく一緒に進んでいきたいと感じられる人
というのは必ず現れてくるのではないかと思います。
まずは「自社に合う人は必ずいる」と考えて、アンテナを立てておいてみるのも良いのではないでしょうか。
【編集後記】
想定外のことが起こったときや意外なことで意見を求められたときなど、不意をつかれたときに発する言葉に人間の本性が現れてしまいますね。
政治家に限った話ではありませんが、他人から見られる仕事や立場に就いている人はなおさら自分自身を磨かないといけませんね。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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