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職場でのスマホ充電あり?なし?問題〜「絶対ダメ」派から「あり」派へ〜

JESHOOTS / Pixabay

スマホを職場で充電するのはありか?なしか??
以前からいろいろな意見があるようですし、最近もまた話題になっているようです。
自分の意見は、あるとき「絶対ダメ」派から「あり」派に変わりました。

もともとの意見は「絶対ダメでしょ!」

個人のスマホを職場で充電してもよいのかどうか。

以前は、「議論の余地などまったくない」「絶対ダメでしょ!」と考えていました。

会社の資源(電気)を利用して個人のスマホを充電しようという意味が分からないと。。。

そもそも職場によってはデスクにプライベートの携帯・スマホを持ち込めないところもあるでしょう。

そこまで厳しい職場でなくても、個人のスマホや個人の持ち物はバッグにしまっておくべきだと考えていました。

現在でも、会社員であれば、プライベートのものはバッグに入れておくべき、という基本的な考えは変わっていません。

ただし、スマホだけは別かなと思っています。

「あり」派に変わったきっかけは東日本大震災

もともとあり得ないと感じていた

・個人のスマホを仕事中に手元に置いておく。
・場合によっては、職場で充電させてもらう。

ということについて、ある程度はやむを得ないかなと感じるようになったきっかけは、東日本大震災でした。

地震の当日、自宅までの20kmの道のりを歩いて帰ろうと決めて、会社を出発。
その後、頼りになったのは自分の携帯(当時はまだスマホではなく)だけでした。

地震の直後は電話もメールもつながらない状況ではありましたが、それでも運行情報を調べたり、遅れはあっても家族とメールでやりとりすることもでき、かなり助かりました。

それと同時に、携帯の充電があまりなく、電池がなくならないように気をつけながら使用せざるを得なかったのが、かなりドキドキでした。

結果的に、歩いている途中で方向が近い電車が動き出しそうなことが分かり、その電車を待ってから乗り、自宅から6kmくらい離れた駅まで家族に迎えにきてもらったわけですが、携帯の電池が途中で切れていたら、そのような対応は無理だったでしょう。

てくてく歩きながら感じていたのが
携帯は常に充電しておかなければダメだ!
ということでした。

それまでは、携帯は仕事からの帰り道に少し使って、自宅まで電池がもてばOKくらいに考えていましたが、途中で緊急事態があったらすぐに電池切れです。

そのとき、危機管理がまったくできていなかったということを痛感しました。

スマホなら柔軟な対応もありでは?

大震災のときに無理に帰らなければよかったじゃん?という議論は置いておくとして。。。

地震に限らず緊急時にスマホが電池切れで使えない、というのでは、スマホを持っている意味が無いと言っても良いくらいではないでしょうか。

災害は何の前触れもなくやってきます。

・突然大きな地震がきて、建物が壊れてどこかに閉じ込められてしまったとき
・何らかの事故に巻き込まれて連絡が取りたいとき
などの緊急時に、手元にスマホがなかったり、あっても電池が足りなかったり、なんて状況を想像しただけで気が重くなります。

もしも業務用、緊急用として会社が従業員にスマホを貸与している環境であれば、個人のスマホをあえて会社で充電する必要性はないでしょう。

そうでなければ、自分の身を自分で守るためにも、きちんとスマホを充電しておくことが必要です(充電池を持ち歩けばよいのですが)。

会社としても、緊急時に個人ときちんと連絡が取れる環境を整えておく必要はあるでしょう。

それが「スマホを会社で充電することを認める」ことで達せられるなら、たいしたことではないのではないかと。

なんでもかんでも公私混同は許されませんが、いまやライフラインの1つともいえるスマホであれば、多少柔軟な対応をしても良いのではないかなと感じています。


【編集後記】

昨日の衆議院選挙は投票率が50%程度だったようです。
台風の影響が心配だったので、前日に不在者投票に行きましたが、30分待ちで断念。結局、ビショ濡れになりながら昨日投票してきました。
いろいろな懸案はあれど、投票場所を便利な場所にする、ネットで投票できるようにする、など、投票率を高める工夫が必要だと思うのですが、一向に進みそうもありません。
投票率が高くなると困る人たちがルールを決めているから、なんでしょうかねぇ。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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