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根拠のない自信も役に立つ!?セルフ・エフィカシーという考え方。

illustrade / Pixabay

最近、立て続けに「セルフ・エフィカシー」という言葉を耳にする機会がありました。

セルフ・エフィカシーとは

セルフ・エフィカシーという言葉、聞いたことがあるでしょうか。

私はつい最近、立て続けにこの「セルフ・エフィカシー」という言葉を聞く機会があって、初めて知りました。

当然のように知っていたという方、そんな言葉は今まで聞いたことがないという方、いろいろではないかと思います。

で、この「セルフ・エフィカシー」、日本語に訳すと「自己効力感」です。

自己効力感とは「自分の能力の自己評価」ということで、

・自分のことを自分自身がどのように評価しているか
・ある行動をうまく行うことができるという自信

といった意味になるようです。

根拠のない自信も役に立つ!?

このセルフ・エフィカシーというものが、「人の能力」や「行動に対する結果」に大きな影響を及ぼします。

人は、自分が「これくらいだろう」と思う範囲内でしかパフォーマンスを発揮することができません(らしいです)。

このことは体感としてなんとなく分かっていても、文字に表すと「確かに」と改めて納得感があるという方も多いのではないでしょうか。

つまり自己評価が高ければ高いほど、目標を達成したり良い結果が得られやすいということになるようです。

普段、「根拠のない自信!?」を見かけると「なんだかな・・・」と思うことが多いです。

ただ、もしかすると良いパフォーマンスのためには、「根拠のない自信」や「思い込み」も大切なものなのかもしれませんね。。。

セルフ・エフィカシーを高めるために

自己評価が高ければ高いほど、良い結果が得られる。

ということは、いかにこのセルフ・エフィカシー、自己評価を高めるかが大切ということになりますね。

厚生労働省のサイトに「セルフ・エフィカシーを高めるポイント」という記事がありました。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-07-002.html

ポイントは以下の2つのようです。

1.成功体験
「頑張れば達成できそう目標を立ててそれをクリアする」という成功体験が必要で、その結果、自信を高めることにつながり、目標を上げていくことが可能になる。

2.モデリング
自分にとってモデルとなる人を見つけて、その人からいろいろと聞いてみることで「自分にもできそうだ」という自信を持つことにつながる。

決して目新しい内容が書かれているわけではありません。

ただ、日々意識しながら行動しているかと言えば、そうでもないかなと感じたりもして少し反省しています!?

行動が変わるから結果が変わる。仕事もスポーツも。

たとえば仕事で、ノルマ100に対して毎回80くらいだったとします。

そうすると「自分はいつも80くらいなんだよな」という自己評価をしながら行動するので、結果も80くらいで落ち着いてしまうことになるのでしょう。

ゴルフでも、普段のスコアが「だいたい100くらいかな」とか「90くらいかな」と考えている場合、ラウンドしてみると想像とおりのスコアだった、ということはないでしょうか。

私の場合、「90くらいかな」と思ってラウンドしていると、前半がすごく良くても終わってみたら結局90前後、ということが結構あります。

もしも自分が90ではなく「80」でまわる自己評価をしているとすれば、80に近いスコアが出るのかもしれません。

で、それって何かと考えると、「自己評価に合わせて自分の行動が変わる」ということなのだと分かりました(当たり前でしょうか!?)。

ノルマなんて達成するのが当たり前と思う(自己評価する)からこそ
・アポ取りが変わる
・営業トークが変わる
・優秀な人を意識する、真似てみる
といった感じで行動が変わり、結果としてノルマを達成できる可能性を高めることができるのでしょう。

ゴルフでも「スコア80」が当たり前と思うからこそ
・練習する
・練習の中身を考える
・上級者を真似る
などのように行動が変わり、結果も付いてくるということになるのかなと。

そう考えると、最近、停滞気味のゴルフのスコアを改善するには、まずはセルフ・エフィカシーを高めることから始めるのが良いのもしれません。

謙虚さは忘れず、ただし自己評価は高めに設定、というのが、仕事でもプライベートでも必要になるのでしょうね。


【編集後記】

この週末は新しく購入したクラブで初ラウンドの予定です。
さて、どうなることやら。

【昨日の1日1新】
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