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質問される人とされない人なら質問される人でありたい〜税理士でも経理担当者でも〜

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税理士業務や一般企業の経理業務などは、分かりにくいことも多く、いろいろと質問されることが多いです。

多くの場合、「質問される人」と「質問されない人」に分かれますが、税理士としては質問される人(質問しやすい人)でありたいと考えています。

クライアントや他部署から

・税理士であればクライアントから
・社内の経理担当者であれば他部署から
必要な時に質問されない(質問しにくいと思われる)ことは、すこし寂しいことです。

質問がありそうなことについて完璧にフォローしていて、質問が出ないような仕組みがあるのなら素晴らしいことです。

しかし実務上、想定外のイレギュラーなことは一定割合存在するはずですので、質問が皆無ということはあり得ないでしょう。

質問しにくいと思われる理由としては次のようなものが考えられるのではないでしょうか。
・気軽に聞きにくいオーラが出ている。
・簡単なことや前にも聞いたことを何度も聞いたら怒られそう。
・忙しそうで声をかけにくい。
・質問すると嫌な顔をされる。
・質問への回答が分かりにくい。

なんでもかんでも質問してもらえれば良いというわけでは決してありません。

ただし、質問されない理由がこれらのようなものであるならば、「人と人との円滑なコミュニケーション」という基本的なところを見直したほうがよいかもしれません。
(あえて声をかけないでオーラをだしているときは別ですが)

同じ部署内(同僚・部下・上司)から

同じ部署の場合、「質問しやすいかどうか」は、「誰に質問をするか」の基準にはなりにくいことが多いと思います。

おそらく「誰に質問するか?」の最大の基準は、「その人に聞いたら解決するのか?」「的確な回答がもらえるのか?」ということになるはずです。

そうなると、質問されるかどうかは
・本人がどの程度のスキル、知識を持っているか。
・解決に近づくような経験値を持っているか。
といったことが基準となることが多いと思います。

「質問されないのは自分に対する期待値がイマイチだから?」とまでは考えないとしても、もう少し頼りにしてもらえるように自分を磨き続けなければなりません。

質問方法についてはルールがあったほうがやりやすい

前述のように、「質問されるか?されないか?」では、質問されるほうが望ましいと考えていますし、決して悪いことではありません。

しかし実際問題として、なんでもかんでも質問がきてしまうと対応しきれませんし、自分の業務に集中できなくなってしまう可能性もあります。

理想論ではありますが、
・質問しにくいような雰囲気は作らないように気をつけながら
・質問をしなくてすむような仕組みを作っておく。
ということがベストだと考えています。

質問をしなくてすむ仕組みとは
・よくあるパターンの質問は事前に情報を共有しておく。
・表面的な処理だけでなく、基本的な考え方をきちんと伝える。
ということにより、次回以降、自力で判断してもらえるようにすることです。

一気にそこまではなかなか難しいかもしれません。

しかしながら、質問を受けるときの対応ルールを決めるなど、質問の受け方にも工夫をすれば、「質問しやすい存在でいること」と「自らの業務の効率化」を両立できるのではないかと思っています。

最後に

よく見かける「お気軽にお問い合わせください」というコメントを見て、本当に気軽に問い合わせをすることができるのでしょうか。

問い合わせする人は、「お気軽にコメント」が無くても問い合わせをする場合がほとんどではないかと勝手に思っています。

少なくとも、私は多くの場合、「お気軽にコメント」には反応できません(少数派?)。

そう考えると、「いつでも相談してください」と伝えても、相手から見て本当に相談しやすいのか、相手がどのような印象を持っているかは分かりません。

そのようなことも意識しながら、「なにかあればちょっと相談してみよう」と思い浮かべてもらえるような存在になれれば、それが自分にとってのベストかなと考えています。

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【編集後記】

昨日は数十人が集まるセミナーに参加してきましたが、運営側の情報管理のユルさに少しびっくりしました。
良かれと思ってやっているとしても、会社名、個人名を勝手に参加者内で共有させてしまうのはまずいのではないかと。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

某ジムの無料カウンセリング申し込みとキャンセル待ち

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