考え過ぎずにまずは実行してみることが大切。
松下幸之助さんもこのようなことを仰っていたようです。
実行せなあかん!
以前、何度か紹介したことがありますが、松下幸之助さんの言葉をまとめた書籍を日々パラパラと眺めています。
そして、昨日(11月8日)の内容が、「実行せなあかん」というものでした。
本に書かれている言葉をそのまま紹介すると、
「考え過ぎが一番だめや。ほどほどにしてまず実行してみることやな。」
とのこと。
作者の木野さんによると、
・松下幸之助さんはものごとをよく考え抜いた人
・しかし、それ以上に自分を信じて実行した人
だったそうです。
もしも、「考えるだけ」「実行しない」というタイプであったなら、会社をあそこまで大きくすることは出来なかったでしょうから、基本的に常にその意識を持たれていたのでしょうね。
・よく考えることは大事
・でも、それ以上に実行すること
ここに松下経営哲学がある。
と、この11月8日のページは締めくくられていました。
まずはやってみること
現在、「とあるところ」で「とあること」を学んでいる最中なのですが、そこでもやはり同じようなこと(=行動、実行、実践が大切)が言われています。
冷静に考えると、それってごくごく当たり前のことだったりします。
ただ、本当に出来ているか?といえば、自信を持って「出来ている!」と答えられる人は案外少ないのではないかと。
・「実行が大切」だと言われたり、指摘されたりすると、「はっ!」と気づかされたり
・自分の行動を振り返ってみたら前向きに実行していなかったことに気づいたり
など、反省することもちょこちょこあったりします。
おそらく行動のクセのようなものだと思うので、「まずはやってみる」ことが当たり前になるように、日々心がけていくとよいのかなと自分自身でも言い聞かせています。
失敗を活かす!広島カープの強さはそこか!!と納得
「まずはやってみる」の良いところは、失敗したとしてもすぐにそれを反省することで、次に生かすことができるというところにあると考えています。
考えて過ぎて、行動せずに、反省もしない。
のと比べると、同じ時間でも一歩も二歩も前に進んでいる、ということになるのでしょう。
それは、「失敗」があってもその失敗を次回に活かすからこそ意味があるものになる、
と言えるのだと思います。
「失敗を活かす」で思い浮かぶのが、今年もぶっちぎりでプロ野球のセ・リーグを制した広島で去年までコーチをやっていた石井琢朗さん(今年はヤクルトのコーチ)の考え方です。
かなり以前にネット上の記事で見かけ、最近またこの話を目にする機会があったので思い出しました。
要約するとざっとこんな内容です。
・打者としては、3割バッター(一流とされる目安)を目指すべき
・ただし試合では、失敗の7割も使って攻撃することが勝ちにつながる
失敗(=アウトになる)としても、何も考えずにただアウトになるのではなく、意味があるアウトのなり方があるし、その失敗を次に活かせば良い、ということですね。
たとえばアウトになってもランナーを次の塁にすすめるとか、相手がエラーする確率が上がるような凡打の仕方を考える(フライではなくゴロを転がすとか)、というようなことです。
一流のバッターでも10回のうち7回は失敗する(アウトになる)わけですから、失敗の仕方(それによって何が得られるのか)が大切というのは、もっともですね。
そして、これって普通の仕事にも当てはまることですね。
たとえば、
・お客さんの前で初めてのプレゼン
・うまくいかなかった
・その反省を活かして次のお客さんのプレゼンで活かせば良い
なんていう感じです。
失敗してもそれを次の成功につながれば良いわけですが、そもそも実行しなければ、失敗もしないが、成功につなげるために必要なことを手に入れることも出来ないということになります。
そのためにも
・まずはやってみる
・失敗しても無駄死にはしない
・その失敗を必ず次の成功につなげる
という流れを絶えず意識しておくことが将来の成功に繋がるのでしょうね。
【編集後記】
昨日は以前の勤務先近くにある居酒屋に初めて行きました(入れたのは運が良かったようです、どうやら)。
10年近く勤務しながらそのお店の存在すら知りませんでしたが、シブイ雰囲気で料理も美味しくて最高でした。
アンテナの低さを改めて反省です。。。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
ブランのサラダチキンマヨネーズパン
浜貞
東光(日本酒)