税務+会計+ときどきゴルフ

専門知識が足りなくても基本的な考え方をおさえれば大きな判断ミスは避けられます

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日常業務を行っている時に、トラブルや想定外のことが発生することはよくあることです。

経理部門においても、会計面や税務面で、いままで経験したことがない事象に遭遇したり、前例がないことについて判断せざるを得ないことがあります。

必要なのは専門知識や基本的な考え方への正しい理解

抽象的な表現になってしまいますが、自分自身では業務上で判断に迷った場合、
・本来あるべき姿がなにか。
・一番シンプルに考えたらどうか。
・税務や会計の原則や基本となる考え方に照らしてどうか。
という基準で判断するようにしています。

より正しい判断をするためには、専門知識が必要になります。

しかし現実的には、専門知識を習得するのはかなり時間がかかりますし、どれだけ時間をかけても完全にカバーすることはできません。

自分の専門分野とは言えない、そのような分野については、せめてベースとなる基本的な考え方や枠組だけでもきちんとおさえられるように心がけています。

そこさえ外さなければ、大きな判断ミスは起こらないのではないかと考えています。

自分で判断できるのかどうかを見極めるスキル

普段の業務においても、このような基本的な考え方をおさえることなしに進めた結果、トラブルがどんどん大きくなってしまう事象を目にすることがあります。

社内だけの話であればまだしも、社外(取引先など)が絡むとさらにややこしくなります。

自分の専門分野に近いところでそのようなトラブルの話を聞くと、
「もう少し早めに自分に聞いてくれれば、大きな問題にならなかったのに。」
と思うこともありますが、業務分担の問題もあり少し微妙であったりもします。

結局のところ、担当者・責任者とも「自分が判断できる問題なのかどうか」を正しく見極めるスキルを持っておかなければなりません。

この「正しく」が難しいのですが、上で書いた「基本的な考え方をしっかりとおさえる」というのがその1つの方法であると考えています。

そして、自分では判断できない(責任が取れない)のであれば、早めに周囲の人や専門家などに意見を求める、という意識を持ち続けることが必要なのではないでしょうか。

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【編集後記】

イチロー選手が3,000本安打を達成しました。
いろいろなスポーツ番組をハシゴしたかったのですが、テレビはオリンピック中継が多くて、あまり見ることができませんでした。
タイミング的に仕方ないですね。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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