一緒に過ごすなら「運が悪い人」より「運が良い人」。

「運が良い人/運が強い人」と「運が悪い人/運が弱い人」。
一緒に仕事をするなら、一緒に時間を過ごすなら、「運が良い人/運が強い人」のほうが良いですよね。

「運が強い人を採用した」という松下幸之助さん

松下幸之助さんが「運」というものの存在を認め、「運が強い人」を採用していたというのは有名な話です。

どこかで見たり聞いたりしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

私自身、松下さんの面接を受けたことがないので、あくまでも伝聞ですが、採用面接で「運が悪い」と答えた人はどんなに優秀でも採用されなかったのだとか。

もっとも、この話が有名になりすぎて、みんなが「私は運が強いです!」と答えるような気がしてならないのですが、実際のところはどうなのでしょう。。

もちろん「なぜ運が強いと考えているのか?」などとつっこめば、どんなことを考えているか、その雰囲気も見えてくるはずなので、意味がない質問だとは思いませんが。

逆に、もしもこのようなことを知らずに「私、運が悪いんです・・・」なんて、素直に(?)答えてくるような人の採用は、いろいろな意味でちょっと考えた方がいいかもしれません!?

「運が良いか?」「運が強いか?」は自己申告制!

では
・運が良い <=> 運が悪い
・運が強い <=> 運が弱い
というのは、何が基準になるのでしょうか。

私自身としては、これはあくまでも自己申告制、自分の主観によるものだと考えています。

他人から見て「自分が運が良いのか悪いのか」ではなく、「自分がどう感じているか」次第なのではないかと。

例えば、宝くじが100万円当たった場合、客観的に見ると「運が良い人」となるでしょう。

ただ、もしも本人が数千万円もの借金まみれで、一攫千金を狙って宝くじを買っていたとしたら、「ちっ、100万円か・・・」なんて思って、「運が良い」と感じることができないかもしれません。

逆に、周囲から見たら不運だなと思われている人でも、

「これは神様が自分に与えてくれた試練だ。ありがたい。」

なんてことを本心から思うことができるのであれば、「自分は運が良い」と感じることがあるのかもしれません(私はそこまで人間ができていませんが。。)。

なお、私自身は、自分ではとても運が良いと思っています。
・家族
・友人、知人、先輩後輩などの人間関係
・学生時代に選んだ学校
・新卒で入った会社
・転職した会社
・税理士を目指したこと
・税理士として独立したこと
など。

その瞬間瞬間では苦しいこともありましたが、全体的な流れで見てみると、かなり恵まれていたなと。

感謝感謝です。

「運が良い/運が強い」と考えている人と一緒にいるメリット

「運が良い、運が強い」と考えている人と一緒に仕事をしたり、一緒に時間を過ごすことのメリットにはいろいろなものがあります。

「前向き」オーラと周囲への配慮

前述したように、運が良いか悪いか、運が強いか弱いかは、自分がどう感じるか次第だと考えています。

「自分は運が良い」と考える人は、自分自身がそう感じているわけですから、前向きのオーラを持っていると言えます。

その本人の「前向き」オーラに触れることができるのは、近くにいる人にとってもメリットでしょう。

また、「運が良い」ことをありがたい、恵まれている、と感じながら、周囲に対して感謝の気持ちを持っていたり、周囲への配慮ができる人も多いのではないかと。

そのような雰囲気は、普段の受け答えにも表れてくるものですので、周囲にいる人は良い影響を受けることができると思います。

その道を選択しているという選択眼

「運が良い」というと「ラッキー」というイメージがありますが、本人がそれを引き寄せるような道を選択しているということも多いはずです。

例えば、「すごく良い人と知り合えてラッキー」という場合でも、本人がその人と知りあうための何らかの行動を取った結果なわけです。

また、「知り合いから出資を頼まれて出資した結果、その会社が大きく儲かってラッキー」という場合でも、出資をするという決断をしたからこその結果ということになります。

本当に「運が良いだけ」ということもあるかもしれませんが、何かしら自分自身がその道を選択した結果、「運」を引き寄せているということもあるのではないでしょうか。

そのような選択眼を持っている人は、その後も「運」を引き寄せるような選択、判断をしていくことで、良い結果、良い関係をもたらしてくれる可能性が高いのではないかと思います。

やはり人間同士、同じ時間を過ごすのであれば、前向きな人、自分が運が良いと思っている人とのほうが楽しいですね。

自分が「運が良い」と思っている人はそれを続けられるように心がけていきましょう。

「運が悪い」と考えている人は、現状や結果をどこかで外部のせいにしてしまっているのかもしれません。
まずは「運が良い人」から、良い影響を受けるのが良いかもしれませんね。


【編集後記】

決算時の分析資料、月次の分析資料などの見直し作業を行っています。
どんな資料、どんな数値に興味があるか、は人それぞれなので、そこが面白くもあり、難しくもあるところですね。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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