先週の女子プロゴルフのトーナメントで、渡邉彩香選手がハーフ(9ホール)で48を叩いたというニュースを見ました。
結構インパクトがある数字ですが、素人ゴルファーで考えるとどれくらいのインパクトなのか、勝手に想像してみました。
女子プロゴルファーの1ラウンドあたりの平均スコア
日本女子プロゴルフ協会のサイトで公表されている1ラウンドあたりの平均ストロークをみると、次のような数値になっています。
2016年
1位 イボミ選手 70.0922
50位 福田裕子選手 72.8273
90位 本多弥麗選手 76.0264
(情報が掲載されているのが90位まで)
2017年(6月4日現在)
1位 申ジエ選手 70.7931
50位 穴井詩選手 73.3421
95位 井上沙紀選手 77.8261
(情報が掲載されているのが95位まで)
そもそもここに名前が掲載されている女子プロは、プロの中でもトップレベルの人たちなのだと思いますが、その中でもトップのトップだと70ちょっと、トップの下位の方だと76~77くらいのようですね。
単純にハーフ(9ホール)で見てみると、トップが35くらい、トップの下位の方で38くらいの計算になります。
渡邉彩香選手の場合
今回話題となってしまった渡邉選手の場合、さすがにトップレベルで活躍されているだけあって、次のような平均ストロークになっています。
2016年 72.0016(20位)
2017年(6月4日現在) 72.1176(17位)
1ラウンド平均で72ストロークですので、単純にハーフ(9ホール)なら36ストロークと考えてよいかと思います。
もちろんコースとの相性、調子など、いろいろな要因が絡むので、単純に計算できないのは重々承知していますが。。。
100切りゴルファーで例えるならどれくらいのスコア?
一般ゴルファーにとって1つの目安であるスコア100前後(ハーフなら50)ゴルファーだと、プロの「48」というスコアがどれくらいのスコアに相当するのかをざっくり考えてみます。
単純上乗せ方式
まずはかなり単純に、平均を上回ってしまったスコアを足してみます。
今回、渡邉彩香選手は平均スコア36に対して48だったので、+12ということになります。
100切りゴルファーの場合、50+12=62となります。
なんとなくこんなの普通にあることじゃない?という気がしなくもないですね。。。
スコアが大きくなるほど、1打あたりの重みが薄くなるので、当然といえば当然なのですが。
それでも18ホールで換算すると62x2=124ですから、「結構やってしまった感」が強いスコアと言えそうです。
比率を掛ける方式
次に、平均をオーバーした割合を掛けて計算してみます。
平均スコア36に対して48なので、48÷36=1.33・・・です。
平均スコアよりも33%多く叩いてしまったということになります。
これを100切りゴルファーに当てはめると、ハーフで50x1.33=約67になります。
ハーフ67ですから18ホールに換算すると134です。
さすがに1ラウンド100前後(ハーフ50)で回れるゴルファーが、ハーフで67を叩いてしまったとなると結構ショックではないかと思います。
しかも1ラウンド(18ホール)に換算すると134になってしまいますので。
反省会があるならば、かなり荒れる反省会になってしまうのではないでしょうか!?
おわりに
そもそも一般ゴルファーと比較するのが失礼な話かもしれませんし、1打の重みが全く違うプロとアマチュアを比較することはできないでしょう。
ただ、「プロにとっての48というスコアがどれくらいのインパクトがあるものなのか?」をなんとなく想像することはできるような気もしています。
100切りゴルファー・100前後のゴルファーにとっては、
・プロでも自分と同じくらい叩くことがあるんだ。
・自分に置き換えるとハーフ70くらい叩いてしまった感じのラウンドはかなりひどいね。
というように、少し身近にプロを感じることができるのではないでしょうか。
また、このように少しだけでも自分に置き換えてプロのゴルフを見ることで、
普段、プロが当たり前のように72で回ることがいかに難しいか??
を感じることもできるようになるのではないかと思っています。
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【編集後記】
昨日は大学の野球部の後輩とランチを食べながら、いろいろな話をしてきました。
仕事のやり方は1つではないなと改めて感じています。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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