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「焦らないでゆっくりでいいよ」を使って良い状況とは?ゴルフはやっぱりマナーを大切にしたい。

skeeze / Pixabay

先日、ゴルフ場で久しぶりに「おいおい!」って感じる人たちに遭遇しました。

焦らないでゆっくりでいいよ

先日行ったゴルフ場のスタートホールでのこと。

私たちの組は、スタートに備えてティグランド近くで待機していました。

ティグランドを改めて見てみると、私たちの前の組の人たちがティグランドでしゃべっていました。

で、さらにその前の組の様子を見てみたところ、かなり前に進んでいます。

とっくにスタートが出来る状況になっているにも関わらず、前の組の人たちはなかなかスタートの準備をする気配がなかったのです。

やがてその雰囲気に気づいたのか、ようやく打つ準備を始めようとしたとき、何かを探しながら少しモタついている人がいました。

そこで聞こえてきたのが、「焦らないでゆっくりでいいよ」の言葉でした。

「えっ?」です。。。

もっともらしく聞こえるけど、そこで使う言葉?

「焦らないでゆっくりでいいよ」という言葉。

声をかけることもありますし、声をかけていただくこともあります。

ちょっとしたトラブルだったり、ミスがあったりすると、周りが見えなくなったり、ついつい冷静にプレーできなくなる場合があります。

そのようなときに「冷静に」とか「落ち着いて」というニュアンスで使うことが多い気がします。

そのような声をかけてもらうと、ふと一息つくことができたりして、冷静さを取り戻すことができたりもするので、ありがたい言葉だと思います。

ただ、この言葉を使う場面というのは、トラブったときや、見るからに焦りながらプレーしてしまっているようなときなど、限定的なものだと思うのです。

少なくとも前述のように
・組全体がプレーの進行への意識が足りないだけ
・スタートホールの1打目であり、トラブっているわけではない
・単に本人が最低限の準備をしていなかっただけ
という状況で、使う言葉ではないのではないかなと。

多少であれば、「焦れ」とか「急げ」とまで言う必要はないと思いますが、それにしても「焦らないでいいよ」ではないんじゃない??と感じてしまいました。

なまじ慣れているほうがタチが悪いことも!?

なまじ慣れているだけに、このような言葉を発するのかもしれません。

「ゆっくりでいいよ」なんて声をかけると、余裕があるように見えるかもしれませんし。

しかし、慣れているにもかかわらず、
・自己流のペース
・プレーが遅い
・プレーが遅いことへの意識が弱い
というのが、実は困りものだったりもします。

実際、私たちの前の組の人たちは、後半のスタートでも、とっくにティグランドに行っていなければいけない時間なのに、まだ練習グリーンでパット練習をしていましたし。

「前の組と空けないようにする」という基本的なマナーへの意識が低かったということなのだと思います。

ゴルフはやっぱりマナーを大切にしたい

先週の女子プロゴルフの大会では、韓国の申ジエ選手が終盤のイーグルで逆転、優勝しました。

この申ジエ選手、スロープレーで話題になることが多い選手です。

今回も警告を受け、結果として同組の全員がショット間に走らなければならなくなるなどの影響を受けていたようです。

惜しくも敗れた鈴木愛選手が「もう少し落ち着いてプレーしたかった」という趣旨のコメントを残していることからしても、なんらかの影響があったと思われます。

もちろんそれでも優勝は変わらなかったかもしれませんが、後味はあまりよくありませんね。

今後、見ていても、スロープレーのせいで周りがペースを乱されたのかな?なんて考えてしまうかもしれません。

プロとアマを単純に比較することはできませんが、スロープレーには気をつけるべきですし、プロでもアマでもマナーをしっかりと意識することが大切なのは言うまでもありません。

アマチュアであればなおさら、せっかくのゴルフですから、「楽しく」「気持ちよく」プレーしたいものです。

ただ、周りの人たちが同じように「楽しく」「気持ちよく」プレーすることができるように配慮することも大切なことです。

自分自身がゴルフ場でこのようなことを感じ、その直後にはテレビのゴルフ中継でもマナーについて考えさせられたことで、改めてゴルフはマナーのスポーツであり、マナーを大切にしなければならないと再認識するきっかけとなりました。


【編集後記】

5月に入ってから、雨の日が多くなっていますね。
スポーツをしたり出歩いたりするのには良い季節なのに、残念です。。。

【昨日の1日1新】
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