ゴルフでは一般的なルールの他に、ゴルフ場が独自に定める「ローカルルール」というものが存在します。
きちんとチェックしておくと、良いことがあるかもしれません!?
ゴルフのルール
ゴルフのルールには、誰がどこでプレーするときにも適用される「本来のルール」と、特殊な事情などを考慮して、ゴルフ場などが独自で定める「ローカルルール」というものが存在します。
本来のルールとしては、
・使用することができるクラブやボール
・プレーするうえでの各種ペナルティ
を始めとして、それ以外にもいろいろな細かなルールが定められています。
これらのルールは、、R&A(ロイヤル アンド エンシェント オブ ゴルフクラブ オブ セントアンドリュース)や全米ゴルフ協会(USGA)といった世界的に権威のあるゴルフ協会が決めています。
そして日本では、日本ゴルフ協会(JGA)のサイトで確認することが可能ですし、販売もされています。
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/image/Rules_2023.pdf
ローカルルールとは
これに対してゴルフ場などが独自に定めるルールが「ローカルルール」になります。
本来のルールの一部を変更したり、コース特有の事情を織り込むなどして作成されたローカルルールは、スコアカードの裏側に書かれていることが多いです。
また、キャディマスター室やクラブハウス内に掲示されていたりもします。
ローカルルールの代表的なものとしては、OBを打った場合の「前進4打(プレーイング4)」などが挙げられます(本来のルールでは、OBというのは1打罰でその場から打ち直しですので)。
それ以外でも、ボールが池に入った場合の取り扱いやゴルフ場施設に関する特別な取り扱いなどについても触れられていたりしますので、これを見ておけば、ラウンド中に処置に迷うことを減らすことができるかもしれません。
ローカルルールは要チェック!
このローカルルールは、わざわざ通常のルールに追加しているわけですから、しっかりとチェックしておきたいところです。
最近見た珍しいローカルルールは、
「落ち葉でボールが紛失した場合は、無罰でボールをドロップしてOK」
というものでした。
今の時期はコース内に枯れ葉が多く、林の中などに行くと、枯れ葉(落ち葉)のせいでボールを見つけることが難しいというコースも多いのではないかと思います。
プレーの進行を遅らせないためという事情もあるのでしょうが、「無罰」というのはありがたいです。
枯れ葉でボールが見つからずにペナルティだと、かなり凹みますが、無罰ならあきらめてすぐ次のプレーにうつることもできますので(ボールはもったいないですが)。
ちなみにこのローカルルール、クラブハウスの中とキャディマスター室前に掲示してありました。
もしもこのローカルルールの存在に気づかなければ、
・林の中に打ち込む度にボールを探すストレスを感じ、
・見つからなければロストボールのペナルティで凹み、
という状況に陥っていたと思われます。
ゴルフ場に行ったら、特に初めてのコースではしっかりとローカルルールをチェックしておくと、救われることがあるかもしれません。
【編集後記】
週末のゴルフは、44インチの長さにシャフトカットしたドライバーでの初ラウンドでした。
ドライバーの安定感が増したという意味では成功ですが、それ以外が悪過ぎてストレスのたまるラウンドになってしまいました。。。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
ハマユウ
シャフトカットしたドライバーでラウンド