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「誰のために仕事をするのか?」は「誰からお金をもらっているか?」で考える!

geralt / Pixabay

改めて文字にしてみると当たり前のことですが、「誰のために仕事をするのか?」を考えるとき、「誰からお金をもらっているのか?」を考慮しないと、誤った対応を取ってしまう可能性があります。

誰のために仕事をするのか?

誰のために仕事をするのか?

自分の仕事で「誰の満足度を高めるか?」「誰に貢献するか?」というのは、それぞれの立場によって異なります。

・経営者=>投資家(自分を含む)、取引先、従業員
・従業員=>会社、社長、上司、取引先
・業務の受託者=>業務の委託者

いろいろな考え方があると思いますが、まず最優先で考えるべきポイントは

「誰からお金をもらっているのか?」

ということだと考えています。

経営者であれば取引先(お客さん)や投資家(お金をもらっているわけではありませんが)、従業員であれば会社(経営者を含む)といったところです。

これ以外にも事業に関係がある方々はたくさんいますが、「主ではない」と考えています。

はき違えているのでは?と感じることも

従業員から見た上司はどうなのか?
その上司が経営者でない限り、「お金をもらっている相手」ではありません。

もちろん多くの場合、「上司の満足度を高めること」や「上司に貢献すること」が結果的に会社に貢献することに繋がっているとは思います。

ですが、上司の満足度を高めることが会社に貢献しないと思われる場合には、「上司<会社」という基準を持っておくと余計なことを考えなくて済むかもしれません。

例えば上司からの指示が明らかに会社の価値を毀損させたり、資産が減るようなものだった場合、「上司からの指示だから」という理由で無条件に従うようでは、義務を果たしているとは言えません。

真の意味で給料を払ってくれる会社(経営者)ではないからです。

また、たまに「はき違えているのは?」と感じるのが、相手の満足度を考えてない自己主張を見聞きするときです。

本人は「妥当な自己主張」と思っているかもしれませんが、単なる「自己満足」に陥っている可能性もあります。

外注業務の受託者でありながら、委託者の意向を一切考慮せずに仕事をすすめている、なんて冗談のような話を聞くこともあります。

「誰からお金をもらっているのか?」を考えればあり得ないはずなのですが。。。

しっかりと主張をしなければならないとき

そうは言っても、お金を払ってくれる相手にもしっかりと主張をしなければならないときもあります。

たとえば会社が
・法令に違反しているとき。
・法令違反ではないがモラルの観点から問題があるとき。
・客観的な立場でチェックすることが求められているとき(監査役など)。
などが該当します。

このようなことについては、きちんと主張することで「会社に貢献している」と考えることができれば対応に悩むこともないでしょう。

その場合でも、相手にきちんと理解してもらえるよう心がけることが最低限必要になります。
結局のところは、人対人、コミュニケーションの問題に落ち着くのかもしれませんが。

仕事をしていてどう対応すべきか判断に迷うことがあれば、初心にかえって「誰からお金をもらっているのか?」という視点から考えてみても良いかもしれません。


【編集後記】

昨日は草野球チームの納会に参加してきました。
1次会は四ツ谷にある居酒屋で学生時代にも利用していたお店へ。20年以上残っているのもすごいですが、値段の安さも相変わらずでなかなかのものでした。
で、当時との違いは、学生の客がまったくおらずサラリーマンばかりだったこと。
最近の大学生たちはあまり飲まないのか、学生が行きたいお店の種類が変わってきているのか、不思議な感じがしました。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

スタバ上野マルイ店
沼津港海将
社会人になってから四ツ屋
カスタマカフェ上野店