ふとした瞬間に相手に見せてしまった表情。
「あっ、しまった」と思っても手遅れ、相手にはその表情がしっかりと記憶されてしまいます。
表情も言葉も文字も、取り消すことができないものには注意が必要ですね(自戒を込めて)。
表情は取り消せない!
先日、ある居酒屋に6名で行ったときのこと。
お店に入って店員さん(アルバイトの学生っぽい)に「6人です」と伝えたところ、はっきりと分かるくらい「イヤーな表情」をされました。
同伴の人も「そんな顔に出しちゃうなんてまだまだ若いな・・・」と言っていたくらいなので、自分だけではなくみんなが感じていたのではないかなと。
ただ、店内のレイアウトを見て少し納得。
4人用、2人用のテーブルは空いているものの、6人用テーブルは空いているものの片付けが済んでいない状態だったのです。
・6人用を片付けなければ席に案内できない。
・お客さんもボチボチ入っているので、他にやらなければいけないことがある。
という心理だったのでしょう。
その後、席に案内されてからは、顔を引きつらせながらも接客も真面目にやるし、そんなに悪い印象ではありませんでした。
ただし、第一印象の「イヤーな顔」のイメージが「最悪」に近く、その表情が記憶から消えることはありませんでした。
おそらく、思わずとっさに出てしまった表情なのでしょうし、まったく悪気もなかったはずです。
ただ、相手に見せてしまった表情というのは取り消すことができません。
だからこそ、どんな場面でも気をつけなければいけないのだと改めて感じさせられる良い機会となりました。
言葉も文字も取り消せない!
表情は取り消せませんが、言葉や文字も同じように取り消すことができません。
「言葉」だけでなく「文字」も取り消すことができない〜失敗してしまう人はマイルールを定めるべき〜
言葉は取り消すことができない~社会人2年目に言われた言葉を今も忘れないようにしています
一瞬イラっとして、思わず口から出てしまった言葉、書いてしまった文字というのも取り消せません。
自分が忘れたとしても、相手の心の中にはずっと残り続けてしまうようなことのほうが多いかもしれません。
「あっ、やってしまった」「取り消したい」と感じるようなことをやってしまうのは、
・自分が忙しかったりして冷静でないとき
・精神的に不安定なとき
・お酒を飲んだとき(!?)
など、普段とは違う状況で起こりやすい気がします。
そんなときこそ自分で自分をコントロールしながら、「表情」も「言葉」も「文字」も取り消すことができないという意識を持ち続けることが必要になるのだと思います。
ふとした瞬間に作る表情を意識してみると良いかも!?
職場などで、先輩、上司、同僚などに相談しようと話しかけたときに、「イヤーな顔」をされた経験がある人は結構多いのではないでしょうか。
・忙しいときに声かけないでほしいと考えている。
・相談内容が難しいので、考え事をしていて表情が険しくなっているだけ。
など、いろいろな理由が考えられますが、いずれにしてもそのときに見せられた表情というのは結構記憶に残っているものではないでしょうか。
で、そうなると、その次にはちょっと相談しにくくなってしまうこともあるでしょう。
・表情は穏やかだけど言うことが厳しい人
・言うことはソフトだけど、イヤーな表情で受け答えする人
では、どちらのほうが相談しやすいでしょうか。
嫌な表情の人と会話するより、厳しいことを言われても穏やかな表情の人と会話したいという人は多いと思います。
職場などでは、「相談しに来ないのが悪い」「聞きに来ないのが悪い」という考え方もあります。
ただ、そもそも「相談しにくい」「聞きにくい」雰囲気を自分の表情から見せてしまっていることがないか、しっかりと振り返る必要はあるのではないかと思います。
部下・後輩・社員は、思っている以上に、上司・先輩・経営者の表情を見ているものですので。
【編集後記】
昨日はとあるセミナーに参加しました。
事前に告知されていたセミナー内容といろいろと食い違っているところもあり。。。
内容自体は悪くない(と思う)だけに、企画した会社側の問題かなと思ったり、いい勉強になりました。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
鶏三和 鶏かつ丼
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