お酒を飲んでから仕事をしたりメールを送ったりする人、結構多いのではないでしょうか。
お酒を飲んだあとにはやらないほうが良い業務がありますし、もしどうしてもやるなら自分のなかで「基準」をつくってみるのも良いと思っています。
とあるメーリングリストで・・・
つい先日、とあるメーリングリストで、ものすごく過激な(激しい)文面のメールが届きました。
その方のことも知りませんし、議論の対象になっていることにあまり興味がないので、その内容が妥当なのかどうかについては判断できません。
ただ、内容(言葉の使い方、表現)が激しかったのです。
その方がお酒を飲んでいた状態でメールを書いたのかどうかは分かりません。
ただ、
・内容が激しい
・誤字脱字もあり
・ちょっと意味が通じにくい箇所あり
・送信されたのが夜
ということで、飲んでたんじゃないのかな?と勝手に想像していました。
お酒を飲んだあとに仕事をするか?
このようなケースは特殊として、
お酒を飲んだあとに仕事をするかどうか?
については、「する派」「しない派」で分かれるとは思います。
以前と比べて、会社以外の場所でも仕事ができる環境が整ってきているので、飲んで帰ったあとに自宅で仕事、なんてことも可能になってきています。
ただ、お酒を飲んだあとに仕事をするかどうかについては、
・個人の好み
・お酒が強いかどうか
・どれくらいのお酒を飲んだか
・その仕事が緊急かどうか
などいろいろな事情があるので、どちらが良いとは言いにくいところです。
もちろん、個人としての理想は「お酒を飲んだら仕事はしない!」ですし、「仕事があるなら飲まない!」が望ましいとは思っています。
そうは言っても、どうしても飲みたいと思うときがあったり、仕事関係でお酒を飲まなければならないときもあるでしょう。
そのように、お酒を飲んで仕事をせざるを得ない場面があるとしても、お酒を飲んだあとには「やっても問題ない業務」と「できれば避けたほうが良い業務」というのがあると考えています。
できれば避けたほうが良い業務とは?
お酒を飲んだあとにやるのは避けたほうが良い業務には、どんなものがあるでしょうか。
非常にざっくりと書き出してみると、
・自分以外の誰かを巻き込む業務(相手とのやりとりが生まれるもの)
・メール
・その他、情報発信など
・数字を扱う業務
などが挙げられます。
数字を扱う業務を止めたほうが良いのは当然ではありますね。。
それ以外では、特に、メールは要注意です。
パソコンがなくてもスマホがあれば、すぐにメールを送ることができます。
ただ、そこに落とし穴があります。
前述のメーリングリストの件が良い例ですね。
また、たとえば、お酒を飲んでから電車で帰る途中、ふとスマホでメールをチェックしたところ、すぐに返信すべきメールがきていたとします。
良い話、楽しい話であれば全く問題ありませんが、なかには「イラっとする内容」のこともあるでしょう。
そのときに「イラっ」としながら、返信したら自分の負けです。
普段であれば、対処方法や返信する内容などについても、しっかりと考えてから文章を書くことができるでしょう。
ただし、お酒を飲んでいると、この「冷静さ」が無くなってしまっている可能性もあります。
お酒が入っていると
・冷静に判断できるかどうか怪しい
・きちんとした文章が書けるか微妙
・誤字、脱字などに気づきにくい
というのが、多くの人に共通していることなのではないかなと。
言葉、文字は取り消せないので、失敗は避けたいところですね。
他人を巻き込まないならOK!?
逆に、他人を巻き込まないもの、他人と関わらないものであれば、お酒を飲んだあとでも問題ありません。
たとえば
・自分自身のスケジュール
・自分自身の業務に関するもの
・自分のための研究
など、自分にしか影響が及ばないもの、すべて自分に跳ね返ってくるものであれば、とくに問題ないでしょう。
振り返ってみると、税理士試験の勉強をしていたとき、飲み会にはあまり参加できませんでしたが、それでもたまに飲んだあとでも勉強はしていました。
もっとも、どこまで頭に残っていたかは疑問ではありますが。。。
迷ったときに備えてこんな基準をつくってみては?
もしもお酒を飲んでしまったあとで、
・できれば仕事をしたい
・ただし、お酒を飲んでしまったし、大丈夫だろうか
などと迷ったときには、「やるか」「やらないか」の基準をつくってしまうのが良いと思います。
その基準とは、
・クリアできれば、酔っていないとみなして仕事OK
・クリアできない、あるいは挑戦する気になれなければ、酔っているため仕事NG
と判断するためのものなので、厳しめの基準が良いです。
例えば
・腕立て伏せ 20回*3セット
とか、
・スクワット 20回*3セット
などを基準として、これらがクリアできたら仕事をしてもOKという感じです(おそらく、それほどまでには酔っていないと考えられるので)。
そもそもガッツリ酔っていたら、これらに取り組む気になれません。
また、普段はこれらの基準をクリアするのは楽勝だけど、今はちょっと無理だった、ということなら、やはり仕事をやってはダメ、ということになります。
ほんの一例ですが、
・普段なら問題ない
・お酒を飲んで、酔っていたらちょっと厳しい
という基準を自分なりに見つけてみるのがおすすめです。
飲み会などで、酔っている人ほど「まだ自分は酔っていない」と言い、理性を保っている人ほど「ちょっと酔ったかも」と言う、というのはよくある話ですね。
それと同じで、「仕事しても大丈夫」と思っていても実は飲みすぎている状態かもしれません。
だからこそ、少し厳しめの基準をつくってみると良いのではないかと考えています。
【編集後記】
昨日は外出して仕事をする予定でしたが、往復の移動時間を含めた効率を考えて自宅(事務所)にこもって仕事をしていました。
都内あるいは都心に住んでいないと、往復の時間ってバカにならないんですよね。。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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