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飲んだら叱るな!叱るなら飲むな!

Gellinger / Pixabay

飲酒運転させないためによく言われるのが、「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな。」です。

仕事絡みの飲みニケーションの場では、「飲んだら叱るな!叱るなら飲むな!」も当てはまるのではないかと考えています。

電車の中で見た会社員2人

先日、夜遅めに電車に乗っていると、会社員2人がかなり酔っ払いながら、会話していました(真横にいたので自然に聞こえてきただけで、聞きたくもなかったのですが!?)。

上司:なんでお前、◯◯のこと、言わねえんだよ?俺は聞いてへんで!
(酔っ払っていて、目を閉じたまま、フラフラ立ちながら部下らしき人に説教しています。)

部下:すみません。いやあれは(ムニョムニョ・・・)
(こちらもかなり酔っていて、目を閉じたまま喋っていますが、言葉になっていません。)

上司:なあ、俺は聞いてへんで!

部下:すみません。(ムニョムニョ)。

自分も楽しくガッツリ飲んだあとだったこともあり、詳しくは覚えていない(そこまでは聞いていない)のですが、その後も同じような、噛み合わない会話が続いていました。

あくまでも想像ですが、
・仕事が終わっての飲みニケーションの帰り。
・仕事上で問題があった。
・飲みニケーション中も注意されていたはず。
・酔っ払った会話を部下がしっかりと覚えているとは思えない。
・決してお互いに楽しいお酒ではなかったはず。
だったのではないでしょうか。

まあ大きなお世話なのですが。。。

自分自身の過去の経験

今までいろいろな飲みニケーションを経験してきました。

「飲むと必ずお説教」という人もいましたし、「飲んだら仕事の話はしない」という人もいました。

若かりし頃、「飲むと必ずお説教」という人が、意味もなく職場に遅くまで残っていると、
・飲みに行こうとしているな。
・きっとまたお説教だな。
・今日は誰がターゲットかな?
という感じで、職場全体が微妙な空気になり、なんだかな〜と思っていたこともありました。

私自身は、飲みニケーションの場で仕事の話をすること自体が悪いとは思いません。

本音で話しやすいという部分もあるからです。

ただし、仕事の話ばかりでは面白くないですし、まして「説教」「指導」「教育」などの面が強くなると、決して気持ち良い時間の使い方にはならないでしょう。

上のケースのように、お互いに酔っ払っていてフラフラなのに、それでも上司が部下に説教しているというのも、誰のためなのだろうか?と思ってしまいますね。

飲酒時こそ自制心を

経営者と社員、上司と部下、先輩と後輩。

どのような関係であれ、お互いに無駄な時間を費やさないためにも、飲酒時こそ自制心が必要なのではないでしょうか。

信頼関係があれば、多少の説教やアドバイスはむしろ有益な場合もあるでしょう。

その場合には例えば、「最初の15分だけは真面目な話をして、あとは楽しく飲もう。」というように、メリハリをつけるだけでもOKでしょう。

最初から最後まで、しかも帰りの電車の中でまでダラダラとお説教モードにならないように注意しましょう。

・飲んだら叱るな。叱るなら飲むな。
・飲んだら説教するな。説教するなら飲むな。
・飲んだら怒るな。怒るなら飲むな。

こんなことを意識するだけでも、今までとは違った雰囲気を作れるのではないでしょうか。


【編集後記】

昨日はサッカーのW杯予選で盛り上がった人が多かったようですね。
普段ほとんどサッカーを見ないせいか、知っている選手がかなり少なくなっていることに気づきました(昨日もニュースで見ただけですが)。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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