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「決定する権限がない相手との打合せはしない」と決めることも必要!?

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限られた時間を有効に活用するためには、「決定する権限がない相手との打合せはしない」と決めることも必要なのではないかと考えています。

時間の大切さ

独立してからというもの、会社員時代以上に時間の大切さを感じています。

会社員のころは多少無駄な時間の使い方をしたとしても、給料をもらうことができますが、独立するとそういうわけにはいきません。

時間を自由に使える反面、無駄な時間を使ってしまった場合には、それがそのまま自分の責任として跳ね返ってきてしまうからです。

そして時間を大切にするためにも、ムダな打合せや作業は無くしていかなければなりませんが、そのうちの1つが「決定する権限がない相手との打合せ」だと考えています。

決定する権限がない相手との打合せでよくあるパターン

決定する権限がない相手との打合せでは、次のようなパターンでがっかりさせられるということが多いのではないでしょうか。

・ある内容について打ち合わせをして、以後の方針、進め方についての結論を出す。
・その結論に基づいて作業(資料作成など)をすすめる。
・作業が完了し、最終段階で、最初に出した結論をひっくり返すような修正が入る。
・再度修正。

最初にきちんと打ち合わせをしたうえで結論を出しているにもかかわらず、その相手に権限がなかったために、その結論があとから変更されてしまってガッカリというパターンです。

・最初の打合せは何だったのか?
・その結論に基づく作業は何だったのか?
と考えると、表現は悪いですが、まるっきり時間のムダと言えるでしょう。

権限がない相手との打合せはしないと決める

このような時間のロスを避けるためには、最初から権限がある相手(最終的な結論を出せる相手)と打合せを進めておくことが1番です。

そうであれば、後になって結論をひっくり返されるリスクも少ないはずです。

「営業活動でいくら客先に熱心に通ったとしても、キーマンに会えなければ意味がない。」
ということと同じなのではないかと思います。

「あなたと打合せをしても、後からひっくり返される可能性があるから、最初から結論を出せる人と話したい。」
ということをはっきり伝えるのはなかなか難しいかもしれません。

ただし、本気でムダな時間を使わないようにするためには、「決定する権限がない相手との打合せはしないと決める」ことが当たり前にできなければならないのだと感じています。

終わりに〜自分に権限がない場合にもできること〜

もしも会社員など、逆の立場で自分に権限がない場合、相手からこのような反応をされたら少し寂しいかもしれません。

その場合でも
・事前に自分の権限の範囲をきちんと確認し、相手にもそれを明確に伝える。
・権限を越えている場合には、その場での結論が最終結論ではないと明確に伝える。
というようなことを心がければ、相手の印象も少しは違うはずです。

「この人と話してもムダかな?」と思うのも思われるのも、気持ちの良いものではありませんので、できる限りのことはしておきたいですね。

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【編集後記】

修理に出していたパソコンが2日ぶりに帰ってきました。
想定よりも早かったこともあり、新しいPCとどう使い分けていくかを考えていかなければいけません。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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