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2度目のシャフトカットの現場でもやはり同じやり取りが・・・!?「なぜ?」から始まるコミュニケーションの大切さ。

ijmaki / Pixabay

先日、ゴルフショップでドライバーのシャフトをカットしてもらいました。
今回が2度目だったのですが、1度目に感じた「なんだかなぁ・・・」をまたまた感じてしまいました。

ドライバーのシャフトをカットしてもらう現場にて!?

先日、自宅近くにある某ゴルフショップでドライバーのシャフトをカットしてもらいました。

今回が2度目です。

前回は1年くらい前に、愛用しているPINGのG400ドライバーをシャフトカットしました。

ゴルフクラブのなかでもっとも長いドライバー。 「もう少し短ければ振りやすいのに!」と感じたら、短くカットすることを検討しても良いかもし...

短くしたことでかなり振りやすくなり、距離が落ちるわけでもなく、デメリットがないと感じていました。

そして今回は、なんと少し前に、ありがたいことにドライバー(テーラメイドのM4)をいただいたのです!

ただ、標準シャフトのため、どうしてもシャフトが長めでうまくコントロールが出来ないショットの割合が多くなり、シャフトをカットすることにしました。

で、ゴルフショップに持っていったときの店員さんとの会話がこんな感じでした。

自分:すみません、ドライバーのシャフトをカットしてもらいたいんですが。
店員:えっ、シャフト短くしちゃったら、バランスとか変わっちゃいますけど?
自分:それでも、いいんで。分かってるんで。
店員:短くしたら、振った感じとかも全然ちがっちゃうし、止めたほうがいいですよ!
自分:それも分かってるんで(この辺で少しイラッ!)。
店員:一度カットしてしまうと、もう戻せなくなってしまいますよ。
自分:その時はその時なので。
店員:例えば、短く持って振ってみたらどうですか?
自分:それもやってみて、ダメなので(この辺でイラッイラッ!!)。
店員:そうですか、本当に大丈夫ですか??
自分:過去にカットしたのを今使っていて、全く問題ないので!
店員:そうですか、じゃあちょっと預かって、長さを見てみますね・・・

クラブを持って工房スペースに歩いていく店員さんの背中が、なんとなく「ホンマにいいんかいな??」と思っているように感じられました。。。

ゴルフショップで働く人の使命感なのかも!?

で、振り返ると、1年前にシャフトをカットしたときにも、ほぼ同じような会話が繰り広げられていました(担当者は別の人)。

当時は初めてだったので、一瞬「止めようか?」とグラつきかけました。

が、その前に前職時代の同僚から「なんだかんだ言って、なかなかカットしてくれませんよ!」と聞いていたので、「これか!」と思って踏み出すことができました。

今回は自分自身がすでに経験済みであり、全く問題ない(むしろ好ましい)ことが分かっていたので、悩むこともありませんでした。

私自身が2回、そして同僚の経験も合わせると3回中3回とも、思いとどまるように説得されています。

店員さんがどのようなマインドなのかがよく分かりませんが、
・一度カットしたら戻せないので、リスクが大きい
・カットしないで済む方法がないのか、もっといろいろと試した方がよい
・純正で用意されているクラブをいじるなんて・・・
・カットしてしまったら、買い替えのときに高く下取りしてもらえないから損
などなど、いろいろなことを考えているのでしょう。

このような考え方は、ある種、ゴルフショップで働く人の使命感なのかもしれない!?なんてことも感じるようになりました。

足りないものは「なぜ?」から始まるコミュニケーション

今回、改めて振り返ってみると、1つだけ足りなかったものが

「なぜ?」から始まるコミュニケーション

だったと感じています(他人のことは冷静に観察できますね)。

会話のなかで、「なぜ?」とこちらの考えを聞かれることが一度もありませんでした。

もしも、シャフトをカットしてもらおうとして最初に声をかけたときに、「なぜカットしたいの?」と聞いてくれていれば、
・すでにカットしたドライバーを使っていること
・今回特殊な事情で手に入れたクラブであり、今のクラブと近い感覚でスイングしたいこと
・短く持つことはできない(合わない)こと
をペラペラしゃべって「じゃあOK!カットしましょう!」となっていたでしょう。

ゴルフ好きどうしの楽しい会話が繰り広げられるはずでした・・・
が、実際にはよく分からない一問一答になってしまったのは残念でした。

これだと、こちらも話を広げていろいろ聞きたい、意見を聞いてみたいという気がなくなってしまうんですよね。

ただ1つ、たぶん最初に「なぜ?」があれば良かったのだろうなと。

これはおそらく普段の仕事でも同じことなのだと感じています。

税理士として顧問先と会話する場合でも、言葉だけでは「本当に思っていること」が分からないことが多かったりします。

言葉を文字通り受け取るだけでなく、その背景にあるもの、真意をいかに的確に把握することができるかが、相手の方にとっての満足に繋がるのだろうなと(これがなかなか難しいのですが)。

会話の中で自分の一方的な価値観を押しつけてしまっていないか?
このことを意識しながら、シャフトカット問題での会話を頭の片隅におきながら、コミュニケーションを取っていかなければいけないと改めて感じています。


【編集後記】

いま行われているプロゴルフのトーナメントで、松山英樹プロが誤球をしてしまったようですね。人生で初めてなのだとか。
誤球経験は自分のほうが先輩でした。

先日、ゴルフ人生で初めての「誤球」をやらかしてしまいました。。。 ゴルフの誤球とは? ゴルフにおける「誤球」とは、間違えて自分のボールで...

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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