税務+会計+ときどきゴルフ

人が変われるのは自分が気づいたとき。人が人を変えることはできる?

johnhain / Pixabay

人が人(他人)を変えることができるのか。
意見が分かれるところではありますが、私は「人が人を変えることはできない」と感じています。

人が人を変えることができるのか

人が人を変えることができるのか、人は人にどのような影響を与えることができるのか、考えさせられることがあります。

会社であれば
・経営者=>社員
・上司=>部下
・先輩=>後輩
という関係性のなかで、教育や指導をしたり、アドバイスをおくったりすることがあるでしょう。

教育や指導というと表現としては少し強い響きがありますが、仕事をするうえでの心構えなどの基本的なことから専門的なことまで、いろいろと教えることはあると思います。

そのような場面で、相手に対して
・もう少し◯◯したらいいのに(足りない)。
・こういう場面では◯◯すべき(できていない)。
など、物足りないと感じることもあるでしょう。

で、そんなときに、その足りない部分を指摘することで相手を変えることができるのか?と言えば、そんな簡単には変えられないのではないかと考えています。

どのようなときに人は変わるのか

自分がどのようなときに変わったか?変わっているか?、自分のことで振り返ってみます。

いつ変わったか?という意味では、日々変わっています(そのつもりです!?)が、大きなターニングポイントはいくつかありました。

・高校生時代:学校の先生って・・・(現実を知る)
・社会人1年目:(当時は)理解不能、理不尽なこと・ヒトがたくさん
・とある組織:組織が組織として機能していない、社会通念とはかけ離れた価値観
・尊敬できる方との出会い

などを経験し、「あれ?おかしいな。」と自分自身が感じたとき、気づいたときに自分の考え方、価値観、行動が大きく変わりました

自分自身に足りないものを自覚し改善しなければと感じたこともありますし、他者に期待してもダメなんだと気づいたこともありました。

改めて考えると、他人から何かを言われてすぐに自分の考え方が変えられることは少ないのではないかと思います(私自身が頑固だから!というわけではないと思います・・・)。
もちろん明らかに自分が間違っていればすぐに変えるべきなのですが。

人が変わるのは、自分自身が気づいたとき、本心からそう思ったとき、なのだと思います。

影響を与えることはできる

自分が「教える」「アドバイスする」という立場のときには、
・人は簡単には変わらない
・人を変えることはできない
ことを前提として考えておく必要があります。

人が変わらなくてもそんなものと理解しておくことが大切なのかなと。

できることがあるとすれば、「人が変わるきっかけ、気づきを与える」ことくらいなのかもしれません。

何らかの影響を与えることはできれば、そのことがいつか「相手が気づく」ことにつながるのではないでしょうか。

良くないのは、「言っても変わらないから言わない」という選択をすることですね(自戒をこめて)。

言わなければ影響を与えることもできませんし、相手が気づくきっかけを与えることもできませんので。


【編集後記】

PCのブラインドタッチ。
文字についてはそこそこ自信がありますが、文字以外(数字や記号など)は精度がイマイチです。
アプリやソフトで遊びながら強化していこうかと感じています。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

paymo