新年度が始まりました。
新入社員はもちろんのこと、中途入社や人事異動などにより、新たなスタートを切った人も多いのではないかと思います。
目次
常に社外にも目を向け、社外に基準を持っておくこと
新たなスタートを切るにあたって、
・希望する会社で希望する仕事に関われる人
・希望する会社だが希望する仕事に関われない人
・希望する会社や部署で仕事ができない人
などなど、置かれている状況は悲喜こもごもではないかと思います。
希望通りの環境で仕事をすることができる人はかなり恵まれています。
余計なことは考えずに、まずはガッチリと仕事に取り組むことができるでしょう。
一方、何かしら希望通りにいかなかった場合、不満に思う気持ちが残っていたり、どこかモヤモヤしながら仕事に取り組んでいるかもしれません。
で、希望通りであろうがなかろうが、常に社外に目を向けておく、社外に基準を持っておくことが大切だと考えています。
それは、自分がやっている仕事内容やレベル、自分自身のスキルについて、社内だけで比較するのではなく
・世間一般で見たらどのレベルにいるか?
・友人やライバルと比べてどのレベルにいるか?
・超一流会社で働く人と比べてどのレベルもいるか?
といった社外で使える基準で判断し、社外でも通じるスキルを身につけるということです。
社外に基準を持っておくことのメリット
このように、自分の仕事のレベルについて、社外に基準を持っておくことのメリットは、
自分自身のレベルや立ち位置を、会社から離れところで客観的に把握することができる。
ということです。
これは現状(今の会社や職場、仕事内容)に満足している人にも、そうでない人にも有効です。
現状に満足している場合
現状に満足している場合、仕事も順調で周囲の評価も高いかもしれません。
ただし、今後ますますレベルを上げていくには、社外でも通用するレベルなのかどうかを冷静に判断する必要があるのではないでしょうか。
単に社内だけで通用するレベルで満足していると、個人としてそれ以上のスキルアップは望めないのではないかと思われます。
現状に不満を感じている場合
現状に不満を感じている場合、もしかすると周囲からの評価は高くないかもしれません。
ただしその評価が正しいかどうかは何とも言えません。
単にその会社や部署に理解してもらえないだけで、社外の基準で見れば、正しいことをしっかりとこなしているという可能性もあるのです。
その意味では、社外に基準を持つというのは、「本当は正しいことをしているのにあまり報われていない」場合に、拠り所にすることができる考え方であるとも言えるのかもしれません。
足元をしっかりと固めるのは大前提
ちなみに社外に基準を持つにしても、足元の仕事をしっかりとこなすことが大前提です。
しっかりとこなしているからこそ、社外の基準を拠り所にできるのです。
思うようにいかないからといって、いい加減な仕事をしながら不満を口にするだけでは、少なくとも「社内・社外基準がどうこう」、というレベルには達していないでしょう。
おわりに〜会社側の立場で〜
会社側、経営者側の立場から見た場合、内部にしか目が向いていない社員のほうが、外部に出ていかないという意味で安心感があるかもしれません。
ですが、1人でも多くの社員が「社外で通じるスキル」を意識しながら仕事に取り組んでくれたほうが、強い会社や組織になることは間違いありません。
社内ルール・前例を踏襲して堅く業務をこなすことも大切ですが、そればかりになってしまわないよう、外部にも目を向けさせるような雰囲気作り、働きかけも必要なのではないかと考えています。
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【編集後記】
新年度が始まる4月。
自分にとっては節目の時期でもなんでもないのですが、社会人になった頃の新鮮な気持ちは忘れないようにしなければと思っています。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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