役員報酬の相場が知りたい。他社情報は書籍からでも手に入ります。

役員報酬の相場が知りたいと思った場合、「ネットで調べる」「同業者団体など経営者仲間に聞く」などの方法が考えられます。
簡単な調査データなら、書籍から入手することも可能です。

役員報酬の相場など他社情報は書籍から入手可能

よその会社では、役員報酬をどれくらいもらっているのだろうか？

このような疑問を持ったことがある経営者の方は多いのではないでしょうか。

業績が厳しくて役員報酬を削りながら会社経営に取り組んでいる場合、役員報酬の額で悩むことはあまりないかもしれません。

その後、事業が軌道に乗ってきたとき、そろそろ役員報酬の増額を検討しようかなと考えるタイミングがくるはずです。

そうなると前述のような役員報酬に関する疑問が出てくるのではないかと思います。

・経営者である友人に聞いてみる。
・同業者団体などの経営者仲間に聞いてみる。
・ネットで調べてみる。
などが、パッと思い浮かぶところでしょうか。

もちろん生の情報であれば、リアルな数値を聞くことができますが、サンプル数が限られてしまうのがネックです。

また、ネット上の情報だと、情報が限られているので
・比較可能なデータなのかどうか。
・信憑性はどうか。
という疑問が残ります。

こんなときは、調査結果をまとめた書籍を購入してしまうというのもアリではないかと思います。

役員報酬などに関する調査結果をまとめた資料、書籍にもいろいろあります。

たとえばこんな書籍があります。

これは日本実業出版社が出版しているもので、２年に１回、雑誌「企業実務」の読者対象にアンケートを実施し、その結果をまとめたものらしいです。

ちなみに、2017年版では219社からの回答結果が掲載されていて、回答企業の分類は次のようになっています。

・業種：製造業（25.1%）、卸・小売業（24.7%）、サービス業（21.5%）ほか
・従業員：20名以下（21.9%）、21〜50名（34.7%）、51〜100名（18.3%）ほか
・年商：５億円未満（22.8%）、５〜10億円未満（16.0%）、10〜30億円未満（28.8%）ほか

あまり偏っていないので、いろいろな規模と業種の会社が参考に出来るのではないかと思います。

詳細のデータを掲載することはできません（当たり前ですね。。。）ので、目次（見出し）だけ簡単にご紹介しておきます。

記事は、調査結果（データ）と解説記事に分かれています。

全てを読む、情報を確認する、というよりも、必要な時に必要な箇所のデータを確認するという使い方になるかと思います。

経営者の方がこのような情報を入手したいと考えた場合、書籍を購入して自ら確認するという方法ももちろんアリです。

ただ、書籍のなかには「自社にはあまり関係がない」データも含まれてしまっています。

・自分が知りたい情報がどこにあるのか。
・自社に関係がありそうな項目はどこなのか。
・参考にするとしたら、具体的にどのように検討を進めるのがよいのか。

これらについては、書籍を買って一から確認するよりも、顧問税理士などに問い合わせてしまったほうが時間のロスは減らせるかもしれません。

顧問税理士であれば、この書籍に限らず、何かしらのデータは持っているのではないかと思いますので。

ちょっと興味があるなという方は、まずは確認されてみてはいかがでしょうか。

【編集後記】

最近あまりテレビを見ていませんが、スポーツニュースはさすがにオリンピック関係の話題が多いですね。
プロ野球、メジャーリーグもキャンプインしていますが、気になっているのがイチロー選手の動向です。どうなるのでしょうか。。。

【昨日の１日１新】
＊「１日１新」とは→詳細はこちら

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