まもなく44歳になろうかという年齢でありながら、いろいろと思うところがあり、久しぶりに野球肩の治療をしてみようと鍼治療を試してみました。
野球肩と治療歴
野球経験者であれば、多くの人が肩や肘の痛みに苦しめられた経験があると思います。
昔、診ていただいていたお医者さん曰く
・そもそもボールを投げるという動作は、身体の構造から見ても不自然な動き
・肩に負担がかかるのは当然
・肩を痛めるのも仕方がないこと
なのだとか。
まあそんなことを言われても、「じゃあ仕方ないか」と諦められるわけもなく。。。
私自身が学生時代にお世話になったのは、主に整骨院、整形外科、大きな病院のスポーツ整形外科などでした。
いろいろな病院を紹介してもらって行きましたが、治ることはなく、基本的には
・注射を打ってもらう。
・その翌日には痛みが治まり、快適にプレーできる。
・しかしプレーした翌日からは痛みが復活して元通り。
ということの繰り返しでした。
初めて試した鍼治療
今回、税理士会の野球大会に参加することになったものの、本番の数日前、肩の痛みでキャッチボールすらまともにできないということが分かりました。
試合まで時間もなく、イチかバチか試してみようと思ったのが「鍼治療」でした。
正直なところ、「肩の治療での鍼治療」には良いイメージがありませんでした。
昔ジャイアンツのエースだった江川卓さんが32歳という若さで引退するとき、「打ってはいけないツボに鍼を打ったことで選手生命が短くなった」という趣旨のコメントをされていたのが強烈に印象に残っていたからです。
また最近では、ジャイアンツの澤村投手がトレーナーによる鍼治療のミスで故障中、というニュースもありました。
ただ、多くの人が鍼治療をしているということでもあり、もしかしてうまくはまれば良くなるかもしれない!?という期待もあり、「野球肩」「鍼治療」でググった結果、自宅近くの良さそうなところに行くことにしました。
治療の内容
私が行ったのは「中国鍼灸院(大宮)」というところで、ここはグループになっていて、本店は大手町にあり、大宮は分院という扱いのようです。
で、内心、行ってみて怪しければ退散しようと思いながらの訪問でした。
ところが、最初の問診で「痛いのはこの辺ですか?」とぐいっと押された場所があまりにもドンピシャだったので、もう任せるしかないと腹をくくったのでした。
治療内容は
・肩の背中側に6箇所くらい鍼を刺して電気を流す(40分)
・肩の前側に6箇所くらい鍼を刺して電気を流す(40分)
というものです。
料金は、大宮分院の場合
・初診料 3,000円
・治療(40分)5,500円
となっているので、初回は14,000円、2回目以後は11,000円ということになります。
高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれかとは思いますが、肩の痛みで思うように野球ができないストレスを感じている人にとっては決して高くない値段かな、という気がします。
治療したあとの状況
治療をしてもらったのは、試合の前々日と前日の2回でした。
そして当日、恐る恐るキャッチボールをしてみたところ「まったく痛みがない」ことに驚きました。
これだけ痛みがない状態でボールを投げるのはいつ以来だろう?と考えてしまうくらいの感覚でした。
悲しいかな、肩の痛みというボトルネックが解消しても、体力の衰えもあって思うようなプレーが続けられるわけでもないのですが、まあそれは別の問題ということで。。。
今回は、超短期で痛みが取れれば良いと考えての治療で、思った通りの結果を得ることができました。
以前の注射のように、翌日には痛みが元通り、ということも今のところなさそうです。
ただ多少の痛みは出ている気がしますし、「古くからの痛みだから、もう少し通った方が良い」と言われていますので、あとは緊急性とお金との兼ね合いで決めようかと考えています。
ちなみに肩の痛みでゴルフスイングも思い切り振れない状況でしたが、可動域が広がるなど、こちらにも良い影響が出てくれることを期待しています。
病院に行っても全然改善しないと諦めている方は、このような治療を試してみる価値はあるのではないかと思いますが、あくまでも自己責任でお願いします。
【編集後記】
昨日は税理士会の懇親野球大会に参加してきました。
あまり記憶にない1日3試合ということもあり、予想通り、全身の筋肉痛が激しいです。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
税理士会 懇親野球大会
トリプルヘッダー
やきとり家すみれ 北浦和店
オアシス