以前、1年間の経理の仕事について各月ごとに簡単にまとめました。
バラバラとしていたので、とりあえず簡単にまとめてみることにしました。
経理関係の業務
経理関係という括りもあいまいではありますが、ざっとこんな感じになるかと思います。
上場しているかどうか、どこまで細かく経理をするか、によってももちろん変わってきます。
3ヶ月ごとに決算(四半期決算)をする前提で書いていますが、年2回の決算(中間決算、本決算だけ)であれば、第1四半期(6月末)、第3四半期(12月末)は不要になりますし。
ざっくりと目安、参考程度とお考えいただければと。
第1四半期(4〜6月)
月次決算や日々のルーティン業務(現金出納など)については、お決まりの業務になるので、5月以後には記載していません。
第2四半期(7〜9月)
第3四半期(10〜12月)
第4四半期(1〜3月)
このように改めて整理してみると、経理関係の業務というのは、日々のルーティンを除けば
・忙しい時期(やるべきことがたくさんある時期)
・忙しくない時期(懸案事項への対応など、自分のペースで仕事をできる時期)
に分かれることがはっきり分かりますね。
税務関係の業務
税金関係だけを抜き出すと、ざっとこんな感じになります。
源泉所得税の納付は、原則として毎月ですので、その分は5月以後には記載していません。
小規模の会社が届け出ることで認められる納期の特例に関してのみ、記載しています。
基本的には
・本決算時の確定申告がメイン
・中間申告をするなら中間申告も
・中間申告しなければ中間納付のみ(納付書が届く)
・法人税、地方税、消費税以外の税金関係の業務がちらほらと
という感じですね。
表にまとめて書いてしまうと、業務負担が少なそうに見えますね。。
実際には1つ1つの業務について間違いも許されませんし、重たいものも多いのですが。
また、表には記載することはできませんが、会社が事業を行っている限り、
・税務上の懸案がないか?
・税務上のリスクを減らすためにはどうしたら良いか?
など、常に判断していますので、それなりに追われているイメージになるのではないかと思っています。
その他の業務
その他の業務(給与計算、その他)について、簡単に。
大会社を除けば、給与計算関係(年末調整などを含めて)についても、経理担当者がすべて行っているケースが多いかもしれませんが、とりあえず分けてみました。
実際にはもっといろいろとあると思いますが、主だったところだけ、ということで。
業務に慣れてくると、「この時期にやるべきことは〇〇」と体に染み付いてきて迷うこともないでしょう。
ですが、そこに至るまでには、
・これ、やっとかなきゃいけなかった・・・
・もう少し早めに手をつけておけば良かった・・・
と反省、後悔することもあるかもしれません。
いつなにをやるのか、自分なりのリスト、スケジュール表を作成して、チェックリストとして使用していくのが良いのではないかと思っています。
【編集後記】
昨日は、税理士会の研修に終日参加してきました。
自分のお客様には影響がない項目については、普段から調べることも少なくなるので、再確認するには良い機会となりました。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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