2015年12月から50人以上いる事業所では、ストレスチェックというものが義務付けられています。
言葉自体は聞いたことがありましたが、「どのようなものなのか?」調べたこともありませんでしたが、ふとしたきっかけで少し確認してみることにしました。
ストレスチェックとは
厚生労働省のホームページのなかに「ストレスチェック制度 簡単!導入マニュアル」という資料がありました。
(http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf)
これによると、50人以上いる事業所は年1回すべての労働者にこのストレスチェックテストを実施することが義務付けられたようです。
何のためにやるのか?については、次のように書かれています。
労働者が自分のストレスの状態を知ることで、ストレスをためすぎないように対処したり、ストレスが高い状態の場合は医師の面接を受けて助言をもらったり、会社側に仕事の軽減などの措置を実施してもらったり、職場の改善につなげたりすることで、「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組みです。
テストとそのフィードバックの方法は非常に簡単に書くと
・労働者は質問票に回答する。
・その結果が通知される。
・高ストレスなど面接が必要な人は、希望すれば医師などの面接を受けることができる。
という流れのようです。
なお、本人の承諾無しに、所属している会社に通知されることはないとのこと。
病気により会社をしばらく休まざるを得なくなるようなケースが増えていると聞きます。
このような制度が少しでも役立つのであれば良いと思いますが、実際はどうなのでしょうか?
5分でできる職場のストレスセルフチェック
同じく厚生労働省のホームページ内に「5分でできる職場のストレスセルフチェック」というものがありました。
(http://kokoro.mhlw.go.jp/check/)
質問が57問、所要時間5分となっています。
・STEP1・・・仕事について
・STEP2・・・最近1ヶ月の状態について
・STEP3・・・周りの方々について
・STEP4・・・満足度について
実際に試してみましたが5分はかかりませんでした。
結果はこんなコメントでした。
あなたはストレスをあまりかかえておらず、
またストレスの原因となる要素もあまりないようです。
まあ自分のなかでは予想通りの結果ではありましたが。
最後に
ふと疑問に思ったのは、本当に疲れきってしまった人がこのようなチェックをやる気になるのか?ということです。
専門的なことは分かりませんが、やはり「そうなってしまう前にチェックして未然に防ぐ」ことがポイントなのでしょう。
自分の所属している組織でストレスチェックが実施されない場合、個人的にこのようなサイトで試してみてはいかがでしょうか。
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【編集後記】
週末は久々にゴルフの予定ですが、天気が微妙です。
なんとかラウンドできることを祈っています。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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