「お金を使いたがる人」には歯止めとなる仕組みが必要

仕事上、「お金を使いたがる人」「無駄遣いでは?と感じるようなお金の使い方をする人」には、歯止めとなる仕組みが必要だと感じています。

お金を使いたがる人/無駄遣いが多い人

・お金を使いたがる人/無駄遣いが多い人
・出来るだけ余計な出費は抑えようとする人

経営者でも従業員でも、大きく2つに分かれると思います。

「お金を使いたがる人/無駄遣いが多い人」というのは、

・贅沢が好きだったり
・こだわりが強過ぎて何をやるにもお金がかかったり
・自分のお金ではないし・・・という感覚を持っていたり
・必要な投資だし(本当は無駄遣いなのに)・・・と思っていたり

といったタイプの人が多いのではないでしょうか。

顧問先の方と話していて

・なんでこんなに初期投資でお金を使ってしまったの?
・本当に必要だったの?
・他に何か方法はなかったの?

と聞くことがあります。

確認する理由としては
「お金をかけ過ぎていると感じるから!」
です。

投資時のキャッシュの減少もさることながら、
その後の減価償却費の負担もバカにならないわけです。

で、聞いてみると
「経営者ではなくて取りまとめた〇〇さんのこだわりもあって、お金がかかってしまった」
なんてこともあります。

やってしまったな・・・と思いますね。

で、そのような〇〇さんの会話を聞いていると、
他の場面でも好んで「お金を使う方向の話」をしていることがあります。

性懲りも無くそんなこと言って!
とか
それにもお金かかるんだよ!
とか
それ、本当に必要なの?お金かける価値あるの?

なんて聞いてみたくなることも。。。

考え方の根っこに「お金をかける」ことへの抵抗感があまりないのかな、と。
(悪い意味で、です)

投資なのか?浪費なのか??

よく言われることですが、お金を使うときには
・投資
・消費
・浪費
のどれに当たるのかをきちんと考える必要があります。

「投資」であるならば、将来の成長などを考えると、積極的にお金を使ってよいところだと考えています。

一方、その支出が「浪費」であるならば、すぐにでもやめるべきでしょう。

単なる自己満足、個人のこだわり、お金への感覚の緩さ
により、余計なお金を使ってしまってはもったいないですね。

お金の使い道が「投資」である場合、

「投資」というからには、そのリターンも明確にすることができるはずです。

リターンがうまく説明できない場合、もしかするとそれは「投資」ではないのかもしれません。

仕組みで歯止めをかけるしかない!?

百歩譲るとして、
・経営者が必要であると感じて
・すべてを分かったうえで、あえて無駄遣いとも取れるお金の使い方をする
というのは、アリだとは思います。

ただし、そこまでのしっかりとした検討もないままお金を使ってしまうことが多い場合、
なんらかの歯止めが必要になります。

経営者であるならば、客観的に見てくれる外部の専門家や社内幹部の意見を聞いてみるとよいと思います。
「客観的な目」が歯止めになるでしょう。

また、従業員でそれなりの権限がある人が「お金を使いたがったり」「無駄遣いが多い」のであれば、

・権限の範囲を縮小して本人に決済させないようにする
・無駄遣いではないこと(「投資」なら投資に該当すること)をきちんと説明させる
・「投資」「消費」「浪費」の違いを改めて認識させる

という
「地道な対応や歯止めをかける仕組みを作ること」
が必要になるのだろうと考えています。

「それ、自分のお金でも同じことをやりますか?」
という質問が一番よいのかな?とは思っています。

第三者(外部)の立場だとなかなか言いにくいこともあるのですが。。


【編集後記】

ひっそりと(!?)、ひとりライザッププロジェクトを始動させています。
月曜日にかなりおいこんだ腹筋をしたところ、よく分からないところの筋肉痛が激しく続いています。
効いているのだと信じていますが、ちょっとやり過ぎたかもしれません。

【昨日の1日1新】
「1日1新」とは→詳細はこちら

新しいルートをウォーキング


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする