他人事と思えないゴルフのイップス、どのように克服できるのでしょうか

いよいよ2016年のマスターズが開幕しました。
普段あまり海外のゴルフは見ませんが、ミーハーなのでメジャーと呼ばれる大きな大会は時間が合う限りテレビ観戦しています。

1日目に起こった衝撃的なできごと

アーニー・エルス選手(メジャーでも4勝している超一流プレーヤー)が、スタートホールで60cmの距離から6パットしてしまったようです。
(YouTubeなどで見ることができます)

いったい何が起こってしまったのでしょうか。

マスターズが開催されている「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」はグリーンがとても難しいことで有名です。
しかしながら、わずか60cmですからその難しさの影響はそれほどないと思われます。

で、ネットのニュースなどによると原因はどうやらイップスのようです。

イップスとは

Wikipediaによると次のように紹介されています。

イップス(Yips)は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことである。本来はパットなどへの悪影響を表すゴルフ用語であるが、現在では他のスポーツでも使われるようになっている。

一言で言えば、何らかの精神的理由により身体が思うように動かせなくなるということです。

そうでもなければ、超一流のプレーヤーが60cmをそうそう外すことはないと思われます。

今回のアーニー・エルス選手だけでなく、プロゴルファーでイップスに苦しんでいる方はとても多いようです。
長尺のパターを使用している(いた)方の多くは、パットに何かしらの不安を抱えていると言われています。

自分も苦しんでみて分かる辛さと怖さ

イップスになるのはプロスポーツ選手ばかりではありません。
自分でもイップスと思われる症状が発生したことがあります(現在進行形?)。
1回目は学生時代の野球をやっていたときの「スローイングイップス」です。
当時は「イップス」という言葉を知りませんでしたが、今から振り返るとあの症状は間違いなくイップスでした。

その症状とは、キャッチャーをやっていてピッチャーにきちんと返球できなくなるのです。
たったの18m、野球をやっている人なら目をつぶってでもある程度は投げられる距離です。
普段のキャッチボールでは一切問題は起こりません。
ところが試合になると、とたんにきちんと投げられなくなり、ワンバウンドしたり頭上を越えたり。。。

結局なにが良かったのかも分からないまま、数ヶ月してあまりそのこと自体を意識しなくなった頃には、いつの間にか治っていました。

そして2回目がゴルフでの「ドライバーイップス」です。
これは現在進行中っぽいです。

一言で症状を表すと、「スイング中に腕が動かなくなり急に変な動きが入ってしまう」という感じです。

数ヶ月前には人生で初めての空振りも経験してしまいました。
これも不思議なもの、でドライバー以外のクラブでは一切問題は起こりませんし、ドライバーでも練習場では全く問題ありません。
うまく打ちたいという気持ちが強すぎるのかもしれません。

そんな悩みを抱えているからこそ、今回のエルス選手が他人事に思えず、今後どのように克服していくのかが非常に気になっています。

イップスを自分自身でも克服できたと感じたら、総括してみたいと考えています。

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【編集後記】

いよいよゴルフのマスターズが開幕しました。
数日間は寝不足になりそうです。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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税理士会の例会会場から約40分かけて徒歩で帰宅

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