トーナメント戦のような気持ちで戦っているかどうか。高校野球を見て改めて考えてみたいこと。

高校野球の試合を見ながら、プロ野球との違いなど、いろいろと感じるところがありました。
また、日頃から高校球児のような気持ちを持ちながら過ごしているだろうか?などと内省するきっかけにもなりました。

高校野球の県大会を見て感じたプロ野球との違い

先週から3試合ほど、高校野球の試合を見てきました。
応援していた学校は、見に行けなかった日に残念ながら負けてしまいましたが。。。

20年以上振りに生で高校野球を見ながら、プロ野球との違いを改めて感じました。

それは
「負けたら終わり」というトーナメント戦ならではの緊張感・必死さ
です。

プロ野球と高校野球では、全体のレベルは間違いなくプロ野球のほうが上でしょう(個々の選手ではプロレベルの高校生もいるでしょうが)。

ただ、プロ野球はリーグ戦である分、戦い方に淡白さを感じることが多いのも事実です。

選手たちが高いレベルで必死にプレーしていることは分かるのですが、淡白なバッティングを見せられると「おいおい!」なんて感じることもあったり。。。

長いシーズンを見据えて、負け試合を実質的には受け入れていたり。

その点、高校野球、その中でも特に夏の大会は、3年生の場合、負けたら次がありません。

高校生活のすべてをかけて、人によっては子どもの頃から積み重ねてきた野球歴10年以上のすべてをかけて、試合に臨んでいる高校生も多いのではないかと思います。

目の前にある試合への思い、熱量はどうしても高校野球のほうが上なのかなと感じたりもします。

周囲の気持ちが動かされるのは必死さが伝わるから!?

プロ野球の試合はあまり見ないけど、甲子園の高校野球はついつい見てしまう、という方は結構多いのではないでしょうか。

私自身も、最近でこそ野球とゴルフならゴルフを見てしまうことが多いですが、以前は何気なく見始めた甲子園をずっと見続けてしまうということがありました。。。

・高校野球をついつい見てしまう
・見ていると元気がもらえる気がする
・感動する
というように、見ている人の気持ちが動かされるのは、プレーしている本人たちの「必死さ」が伝わるからではないかと思っています。

うまい <=> 下手
勝ち <=> 負け
だけではない世界ですね。

ちなみに、私は3試合ともバックネット裏で見ていましたが、両校の関係者、その他の野球関係者(他の高校、シニアチームの監督らしき人など)以外の、単なる高校野球ファンらしき人たちも結構多かったです。

シード校でもなくプロ注目の選手がいるわけでもない試合でしたから、本当に好きな人たちなんだなと。

そこまで強い気持ちを持ち続けているかどうか

高校野球を見てそんなことを感じながら、仕事の場面で同じように強い気持ちを持ち続けられているのだろうかと考えてみました。

営業系だと、受注できた/できなかった、取った/取られた、など、勝ち負けが分かりやすいこともあり、トーナメント戦に近い気持ちを持っている人も多いかもしれません。

管理系だと、目に見えやすい成果、勝ち負けの要素が少ないので、気持ちの持ち方は少し違うかもしれません。

経営そのものでは、短期・長期の両面から見ていく必要がありますので、高校野球的な考え方・プロ野球的な考え方の両方を併せ持たないといけないということになります。

また、そもそもの大前提として、そこまで夢中になれるようなことを仕事にしているのかという問題もありますね。

仕事に熱くなれないのであれば
・熱くなれる仕事を探すのか
・自分自身の気持ちの持ち方を変えて熱くなるのか
・仕事のことは諦めて趣味の世界に熱く生きるのか!?
など、考えてみても良いのではないかと。

自分自身としても
・仕事に対してトーナメント戦での戦いのような熱い気持ちで取り組んでいるか。
・趣味のゴルフで上達を目指しながら、そこまで必死に取り組んでいるか。
といったあたりを内省してみようかと感じる良いきっかけとなりました。


【編集後記】

昨日は月次資料の見直しなどをみっちりとやりました。
こんな資料はいらないよね・・・なんて思っていた資料も、もしかすると有効な情報かも?と思ったり。

【昨日の1日1新】

*「1日1新」とは→詳細はこちら

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