ダイエットといえば、糖質制限とカロリー制限が思い浮かびます。
ではどちらがより効果的なのでしょうか?
両方の経験者として、雑誌の特集記事を興味深く読みました。
その結論は。。。
科学とデータで迫る 最強の食事術
先週の週刊ダイヤモンド(2018年1月13日号)に、「科学とデータで迫る 最強の食事術」という特集記事が掲載されていました。
健康を考えたときに何が最強の食事法なのか?というのが特集記事の大きなテーマです。
そのなかに、2大ダイエット手法!?である「糖質制限」と「カロリー制限」の対決記事があり、医師や管理栄養士に対しておこなったアンケート結果が公表されています。
糖質制限 vs カロリー制限。その結論は?
アンケートは医師1004人、管理栄養士53人に対して行われた結果とのこと。
あまり詳しくは書けないので代表的なところだけ見てみます。
まずは医師による回答から。
*病気予防を目的とした糖質制限を支持するか?
支持する・どちらかといえば支持する・・・53%
支持しない・どちらかといえば支持しない・・・29%
*病気予防を目的としたカロリー制限を支持するか?
支持する・どちらかといえば支持する・・・66%
支持しない・どちらかといえば支持しない・・・20%
糖質制限、カロリー制限とも、「支持する・どちらかといえば支持する」派が過半数を占めています。
また、糖質制限よりもカロリー制限のほうが支持する割合が10%以上多いというのが意外でした。
糖尿病学会というところがカロリー制限を推奨しているとのことで、カロリー制限に分があったようです。
次が管理栄養士による回答から。
*病気予防を目的とした糖質制限を支持するか?
支持する・どちらかといえば支持する・・・55%
支持しない・どちらかといえば支持しない・・・32%
*病気予防を目的としたカロリー制限を支持するか?
支持する・どちらかといえば支持する・・・76%
支持しない・どちらかといえば支持しない・・・13%
こちらも、糖質制限、カロリー制限とも、「支持する・どちらかといえば支持する」派が過半数を占めています。
また、医師以上にカロリー制限を「支持する・どちらかといえば支持する」人の割合が多かったようです。
よく読んでみると、そもそもアンケートでは、「糖質制限」と「カロリー制限」のどちらが良いか?という聞き方はしていないようです。
つまり糖質制限 vs カロリー制限と書きつつ、アンケートとしては直接対決はしていないということですね。
ちなみに上記の支持率は、「専門家たちの個人的な考えを集約したもので、科学的なデータではない」とまとめられていて、そんなオチでしたか、という感じではありました。。。
で、結局のところ、結論(らしきもの)は・・・
「カロリー制限派」とされている日本糖尿病学会の理事長の方が
栄養バランスの極端な偏りとカロリーの過剰摂取を避けつつ糖質を制限する「中道」を実践している。
と紹介されていて「まあそりゃそうだよね」と感じる無難なまとめ方がされていました。。。
糖質制限とカロリー制限の経験から感じること
私自身、糖質制限とカロリー制限のどちらも実践してみました。
両方とも経験した結論としては、「どちらを意識しても痩せられる」というものです。
素人なので医学的根拠もなければ科学的データも持ち合わせていませんが。。。
糖質制限であれカロリー制限であれ、食事内容に気をつけるのがポイントというのは共通しています。
で、実際のところ、
・糖質制限だけを意識してカロリー無視
あるいは
・カロリー制限だけを意識して糖質無視
という制限の仕方はなかなか難しいのではないかと思います。
極端なことさえしなければ、どちらかを意識すれば自然ともう片方も制限されるのではないかと。
「糖質」「カロリー」のどちらを起点にするにしても、痩せたい(太ってしまった)と感じているなら食事内容を見直すことが有効であることは間違いありません。
取り組みやすい方、意識しやすい方から始めてみるのも良いのではないでしょうか。
あとは、「リバウンドしにくくするためにも運動と併用して筋肉をつけることが大切」といういわゆるライザップ的な考え方も有効だと思います。
「食事を気をつけよう」「運動しよう」が簡単にできるなら苦労しないよ、という気もしますし、当たり前のことを当たり前にやることが何よりも難しいんですけど。
【編集後記】
気づくと1月も中旬を過ぎました。
今年もすでに1/24が過ぎてしまったと考えるとやっぱり早いなと感じますね。
今のところ、自分のやりたいことに関する進捗はイマイチです。。。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
サラダチキンバー(ファミマでライザップ)