競技ゴルフでは、キャディバッグに入れることができるゴルフクラブの本数は14本と決められています。
もしも15本以上のクラブを入れてプレーしてしまうと、ペナルティが課されてしまいます。
プロでも？プロだからこそ？？
今日開幕した女子プロゴルフの大会で、蛭田みな美選手が、うっかり15本のクラブを入れてしまっていたというニュースを見かけました。
ネットニュースの記事によると、普段はコースによって使い分けている２本（５番ウッドと48度のウェッジ）を、両方入れたままプレーしてしまっていたようです。
この「クラブは14本まで」というルールはかなり基本的なルールで、ゴルフをやる人はほとんどみんな知っているルールなのでは？と思うくらいです。
「プロでもこんなミスをしてしまうの？」というよりも、プロだからこそ、ギリギリまでどちらのクラブにするかを悩んだ挙句、うっかりミスが起こってしまったのかもしれません。
この場合のペナルティ
キャディバッグにクラブを多く入れてしまっていた場合、１ホールにつき２打罰が課され、最大４打罰まで、となっています。
ルールとして
・多く入っていることに気づいた時点で、使わないクラブの不使用を宣言する。
・違反に気づいたが不使用宣言しなかった場合や、違反に気づかず最後までプレーした場合は失格。
と定められています。
つまり、１ホール目で気づけば２打罰、２ホール目以後に気づいたら４打罰ということになるようです。
今回は９ホール終わったところで気づいたとのことで、結局４打罰になってしまいました。
金額に換算するといくらの損失？
大きなお世話ですが、クラブ１本＝４打罰は、一体いくらくらいの損失になってしまうでしょうか。
初日が終わった時点の順位を見ると「＋８で90位タイ」ですが、もしも４打罰がなく「＋４」であれば「48位タイ（予選通過ライン）」です。
２日目が終わらないと分かりませんが、この４打罰のせいで予選落ちとなってしまった場合、獲得賞金は０円です。
一昨年の同大会の結果を見ると、予選通過さえできれば、最下位でも45万円の賞金を獲得していました。
クラブ超過１本で、最低でもこの損失金額、ちょっと残念ですね。
悔しい思いをしないよう、２日目に頑張って、せめて予選通過できると良いのですが、どうなるでしょうか。。。
クラブの本数について（一般のアマチュアの場合）
アマチュアの場合でも、クラブの本数については、同じ制約（14本）を受けます。
しかし実際には、14本入れていてもほとんど使わないクラブがあったり、そもそも14本入れていなかったりと、プロとは少し事情が異なります。
クラブアナリストで有名なマーク金井さんも、
・本数は少なくてOK。
・そのほうが結果が良いことも多い。
・プレーのスピードアップにも繋がる。
と、少ない本数でプレーすることを推奨されています。
競技に参加する人は念のために確認する癖を
アマチュアは少ない本数で良いとはいえ、競技に参加する場合には
・しっかりと14本のセッティングを考えたい。
・プレーするコースによって内容を見直したい。
ということも多いのではないでしょうか。
普段からコースには絶対に14本しか持っていかないという人は問題ありません。
もしも練習のときは15本以上持ち込むことがあるというような場合には、競技の日には特に気をつけたほうが良さそうです。
たとえ賞金はかかっていなくても、４打罰が課されたスコアが記録として残り続けるのはツラすぎますので。。。
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【編集後記】
この週末は、草野球の開幕戦です。
ギリギリ野球ができそうな状態まで足も回復してきたので、まずはバッティングセンターに行こうかと思っています。
【昨日の１日１新】
＊「１日１新」とは→詳細はこちら
電子印鑑
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