女子マネージャーがノッカーとしてもグランドに立てない理由。納得感はありません?

少し前に福井県にある羽水高校野球部の女子マネージャーが話題になっていました。

女子マネージャーでありながらノックが上手

話題になったのは、ノックが上手でカッコいい女子マネージャーです。

メディアでも話題になっており動画を見てみましたが、カッコよくノックしていました。

ちなみにノックというのは、野球の守備練習のために自分でボールをトスして打つことです。

野球の上級者でも「ノックは苦手」という人も少なくなく、それなりに練習しなければ上達はできません

ネット上の記事などを見ても、本人はかなり練習をしてきたようで、努力の賜物と言えると思います。

公式戦ではノッカーとしてグランドに立てず

そんな彼女ですが、高校最後の夏の公式戦では、残念ながら試合前にノックをすることはできませんでした。

福井県の高野連がケガの恐れがあるとして、認めなかったようです。

硬球というのは固い石ころみたいなものですから、確かに危険性があるのは分かります。

私の大学時代も女子マネが練習中にグランドに入ることがありましたが、ボールが軽く足に当たってしまうだけでもかなり辛そうでした。

ただ、それは女子マネか男子部員かという違いではなく、痛みに慣れているかどうかの違いが大きいのだと考えていました(筋肉に守られている部分はあったのでしょうが)。

認めない理由にはいまいち納得できない

中日新聞のWEB版によると、福井県高野連の見解は

「女子生徒がノックに関わるのは体力面から考えて危ない。ホームベース付近は返球が集まり、けがをする危険性を見過ごせない」

ということだったようです。

なんとなく言っていることは分かる気もしますが、
・男子部員だったらよいのか?
・体力面というのは具体的にどういうことか?
というのがはっきりしません。

なお、他の都道府県の中には女子のノッカーを認めているところもあるようですから、考え方次第ということになるのでしょう。

そもそも、練習中や練習試合などでは同じような場面でノックしているにもかかわらず、公式戦では禁止されてしまうという状況、このような見解にはたして納得感はあるのでしょうか。

より安全にと考え始めたら、何もやらないほうが良いに決まっています。

しかし、なんとか認めてあげられるような方法を検討することができなかったのか、非常に残念に思いました。

せめて今回のニュースをきっかけに見直しが進むことを期待しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【編集後記】

昨日は税理士会主催のセミナー(参加費2,000円!)に参加してきました。
前回の大混雑会場とは大違い、ゆったりと受講することができました。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

ジーパーズのネットでボール購入
白桃香るおいしい水

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする